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IIJ、海外拠点向けのセキュリティ運用サービス「IIJ Safous SOARaaS」を提供

2022年10月27日(木)IT Leaders編集部

インターネットイニシアティブ(IIJ)は2022年10月26日、マネージド型SOARサービス「IIJ Safous SOARaaS(セーファス ソアース)」を提供開始した。アジアに拠点を多数持つ日系企業やグローバルに事業展開する企業に向けて提供する。グローバル規模でセキュリティを統制し、セキュリティの運用負荷を軽減可能としている。ベースとなるSOAR基盤としてパロアルトネットワークスの「Cortex XSOAR」を採用している。

 インターネットイニシアティブ(IIJ)の「IIJ Safous SOARaaS(セーファス ソアース)」は、マネージド型のSOAR(Security Orchestration, Automation and Response)サービスである。グローバル規模でセキュリティを統制し、セキュリティの運用負荷を軽減可能としている。サービスの提供にあたって、パロアルトネットワークスのセキュリティ運用自動化ツール「Cortex XSOAR」を採用している。

 ユーザーのクラウドやエンドポイント、ファイアウォールなどのログをIIJのSOAR基盤と連携させ、専任のアナリストチームがユーザー環境を監視・運用する。インシデント発生時には、必要に応じてアナリストがアラートを分析し、解析結果・影響範囲などをユーザーに日本語・英語で通知する。

 24時間365日体制でインシデントを自動監視する。セキュリティログの監視対象は、パロアルトネットワークスのSASE「Prisma Access」とエンドポイントセキュリティ「Cortex XDR」、IIJのマネージド型ZTNA(Zero Trust Network Access)「Safous」の3サービスで、監視対象を順次拡大する。

 インシデント発生時には、必要に応じてセキュリティアナリストがアラートを分析し、重要度に応じ、メールや電話でユーザーに通知する。加えて、セキュリティプロダクトの設置・変更、サービス基盤の運用、チューニング、バージョンアップなどの統合運用サービスをマネージド型で提供する。ポータルサイトを通じて、チケット管理システム、アラート統計情報、動画コンテンツによるセキュリティナレッジなども提供する。

 インドネシアにセキュリティセンターを設けている。同拠点を中心に、IIJグループのセキュリティアナリストが、日本語と英語で24時間365日、ユーザー対応を実施する。今後、IIJグループのアジア現地法人とも連携し、23年度を目途に中国語、インドネシア語、ベトナム語、タイ語などの各国語対応を進める。

 参考価格(税別)は、ユーザー300人、対象1プロダクト(ファイアウォール、エンドポイントなどの監視対象システム)で月額17万円から。ユーザー3000人、対象2プロダクトで月額144万円から。

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SOAR / マネージドサービス / ZTNA / SASE / EDR / Palo Alto Networks / ゼロトラスト / IIJ

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