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ネットスプリング、RADIUS/LDAP認証サーバー「AXIOLE」新版、MACアドレスを社員自身で登録可能に

2022年11月7日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ネットスプリングは2022年11月7日、RADIUS/LDAP認証サーバーアプライアンス「AXIOLE(アクシオレ)」の新版「v1.22」と、エンドポイントアクセス制御装置「eFEREC(イーフェレック)」の新版「v.1.4.0」を発表した。双方の新版を連携させることで、エンドユーザーみずから端末のMACアドレスをAXIOLEに登録できるようになった。新版のファームウェアは、同年12月6日から順次提供を開始する。

 ネットスプリングの「AXIOLE(アクシオレ)」は、RADIUS/LDAPサーバー機能を備えた認証サーバーアプライアンス機器である。主に、PCやサーバー機などのエンドポイント端末が社内ネットワークを利用できるかどうかを認証する用途で使う(関連記事ネットスプリング、RADUIS/LDAPサーバー新機種、2万5000アカウントまで利用可)。

 一方の「eFEREC(イーフェレック)」は、エンドポイント端末から社内ネットワークへのアクセスを制御するネットワーク機器である。Webブラウザを介したWeb認証を介してユーザーや端末(MACアドレス)を認証し、アクセスの許可/拒否を制御する。認証方法として、eFERECの内部データベースを用いた独自の認証方式のほか、外部のRADIUS/LDAPサーバーへの問い合わせやSAML IdP連携などが可能である。

図1:エンドユーザーみずからMACアドレスを登録できるようにした。エンドポイントアクセス制御装置「eFEREC」を介して、RADIUS/LDAP認証サーバーアプライアンス「AXIOLE」のMACアドレス台帳に登録する(出典:ネットスプリング)
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 今回、AXIOLEを新版(v1.22)に、eFERECを新版(v.1.4.0)に、それぞれバージョンアップした。新版では、これら2製品を連携させることで、エンドユーザーみずから端末のMACアドレスをAXIOLEに登録できるようにした(図1)。社内ネットワーク環境の利用端末の登録と削除をエンドユーザー自身で行うことで、ネットワーク管理者の負担が減るほか、エンドユーザーの利便性が高まる。

 具体的には、エンドユーザーは「MACアドレス登録アプリケーション」を使う。同アプリケーションはeFERECと連携し、認証したユーザー端末のMACアドレスをAXIOLEのMACアドレス台帳に登録する。追加したMACアドレスは、RADIUS利用時のMACアドレス認証に利用可能である。

 価格(税別)は、AXIOLEが、500ユーザーで120万円(AXS106ハードウエアモデル)から、MACアドレス登録オプションは30万円。eFERECが、128ユーザーモデルで28万円から、MACアドレス登録オプションは2万円。

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