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SCSK、SAP S/4HANA向け外為管理テンプレート「Add-Value for Exchange」を発表

SAP BTPでSide-by-Side開発、SAPの中核機能を標準に保つ

2022年12月6日(火)日川 佳三、河原 潤(IT Leaders編集部)

SCSKは2022年12月6日、SAP S/4HANA向け外為管理テンプレート「Add-Value for Exchange」を発表した。取引データから生成する外貨建債権・債務と連携し、入出金の依頼から伝票起票までの一連の外為業務を管理できる業務テンプレートである。2023年6月上旬から提供する。価格(税別)は3500万円で、導入費用は別途必要。販売目標は年間20社。

 SCSKの「Add-Value for Exchange」(図1)は、SAP S/4HANA向けの外為管理テンプレートである。取引データから生成する外貨建債権・債務と連携し、入出金の依頼から伝票起票までの一連の外為業務を管理できる。同テンプレートを使うことで、100人月規模のアドオン開発が必要となる外為決済業務の機能群を、短納期・低コストで利用可能になるとしている。

図1:「Add-Value for Exchange」の概要(出典:SCSK)
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 テンプレートは、S/4HANAのアプリケーション開発・実行プラットフォーム「SAP Business Technology Platform(BTP)」を使って開発した。拡張機能を外部アプリケーションとして用意し、これをS/4HANAを疎結合で連携させるSide-by-Side開発(注1)のアプローチを採用した。これにより、S/4HANAの中核部分を標準状態に保てる。

注1:Side-by-Side開発は、独SAPなどが提唱する開発手法の1つ。ERPパッケージを導入する際、標準機能ではカバーできない業務要件を追加(アドオン)で開発する手法を指す。システム本体の実行基盤とは別の外部基盤で開発を行い、APIを通じてメインシステムと連携させるアーキテクチャを採用する。従来のアドオン開発(In-App開発)とは異なり、システムの中心となるERP本体をシンプルに保てる利点がある。

 「世界情勢や経済環境が急速に変化し続けている。外為ガイドライン、会計基準、為替リスクの管理・統制ルールなどの変更に合わせて、システムをスムーズに変更する必要がある。そこで、商社や製造業へのSAPシステム導入の経験とノウハウを基に外為管理テンプレートを製品化した」(SCSK)

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