JBCCは2022年12月14日、マネージドクラウドサービス「EcoOne Google Cloud」を提供開始した。Google Cloudを運用サービスを含めて提供する。Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azureのマネージドサービスはすでに提供中で、今回、Google Cloudをラインアップに追加した。
JBCCの「EcoOne Google Cloud」は、パブリッククラウドサービス「Google Cloud」を運用管理サービスを含めたマネージドサービスとして提供するものである。これまでに、Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azureのマネージドサービスはすでに提供中で、今回、Google Cloudをラインアップに追加した(図1)。
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クラウド環境の死活監視や性能監視といった日々の運用管理・監視サービスを提供する。より安価にクラウドを利用するための機能として、Google Cloudの利用状況を継続して可視化・解析し、リソースサイズの推奨値を提示する。長期利用による料金割引などを組み合わせ、平均で30%のコストを削減するとしている。
ユーザーはクラウド移行の検討段階においては無料のコンサルティングサービスを受けられる。その後、JBCCは、ユーザー側での効率的な運用とコスト削減、その後の定着支援まで、クラウドを基盤にしたDXの取り組みをトータルで支援する。
「デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進においては、既存システムをクラウド化し、運用の定着を図りながら、段階的にクラウド主体の全社システムを構築していくことが重要である」(JBCC)