NECは2022年12月23日、「NEC 顔認証ロッカーソリューション」を提供開始した。鍵やQRコードが不要な、顔認証システムを用いたロッカーである。出社頻度が少ないオフィスや一時的に利用するサテライトオフィスなどでの利用を想定している。宅配ボックス/ロッカーを製造・販売するフルタイムシステム(本社:東京都千代田区)と共同で開発した。
NECの「NEC 顔認証ロッカーソリューション」は、鍵やQRコードが不要な、顔認証システムを用いたロッカーである。共用ロッカーに個人の荷物を簡単かつ安全に預け入れられる。出社頻度が少ないオフィスや一時的に利用するサテライトオフィスなどでの利用を想定している。宅配ボックス/ロッカーを製造・販売するフルタイムシステムと共同で開発した(図1)。
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安全性や利用者の利便性向上と共にロッカーの管理業務を効率化する。鍵の管理が不要で利用者を特定可能なことから、荷物の置忘れなどへの対応が容易である。
NECは同ソリューションを、生体認証とID連携機能を一体化するシステム基盤サービス「Bio-IDiom Services ID連携」の追加サービスとして提供する(関連記事:NEC、顔認証シングルサインオンサービスを提供、Azure ADと連携して動作)。
参考価格(税別)は、最小構成(ロッカー制御ボックス1台、筐体1台、NEC顔認証エッジデバイス1台、Bio-IDiom Services ID連携 Silverプラン)で、初期費用が480万円から、月額20万4000円から。