オプティムは2023年1月31日、契約書管理クラウドサービス「OPTiM Contract」に、英文契約書の重要情報をAIで抽出してデータ化する機能を追加した。英文の契約書を管理する業務のコストやリスクを削減する。OPTiM Contractの価格(税別)は月額9980円(スタータープラン)から。
オプティムの「OPTiM Contract」は、クラウド型の契約書管理サービスである。契約書をクラウド上で保管・管理する。登録した契約書をAIが解析し、タイトルや企業名、有効期間などを自動で抽出し、データベース化する。契約書をキーワードで検索する機能も備える。抽出した有効期間を基に、契約更新日をユーザーに通知する運用もとれる(関連記事:オプティム、契約書管理サービス「OPTiM Contract」でDocuSign締結契約を管理可能に)。
今回、英語文書の解析機能が加わり、英文契約書の重要情報をAIで抽出してデータ化できるようになった。グローバル企業や、海外と頻繁に契約を取り交わす企業において、契約書を管理する業務のコストやリスクを削減できるとしている。
「海外企業と英文の契約書を締結する機会が増えている。英文契約書には日本語の契約書と異なるフォーマットで多様な類型が存在し、取引先の企業名や契約の有効期間など重要な情報がどこに記載されているのかを把握することが難しく、日本語の契約書以上に管理業務のコストが高くなるケースがある」(オプティム)
なお、オプティムはAI解析精度の改善依頼を無料で受け付けている(図1)。日本語と英語を問わず、契約書をデータ化した際に誤りや課題点などがあった場合に連絡を受けて対応するという。今後、OPTiM Contractにサービス内から改善依頼を送付する機能を追加する予定である。
図1:AI解析精度の改善を無料で受け付けている(出典:オプティム)拡大画像表示
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



