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デル、統合ストレージの新OS「PowerStoreOS 3.5」、バックアップストレージに直接データを転送可能に

2023年5月19日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

デル・テクノロジーズは2023年5月19日、多機能ミッドレンジ統合ストレージ「PowerStore」のOS「PowerStoreOS」を、新バージョン「PowerStoreOS 3.5」にアップデートしたと発表した。新版では、バックアップストレージ「PowerProtect DD」に直接データをバックアップできるようにしたほか、書き換え不能なスナップショットを使えるようにした。IaCやコンテナ管理機能を使ってストレージをプロビジョニング(配備)する機能も強化した。

 デル・テクノロジーズの「Dell PowerStore」は、オールフラッシュ構成の多機能ミッドレンジストレージである。SAN(FC/iSCSI)とNAS(NFS/SMB)の統合ストレージであり、ミッドレンジストレージに求められる機能群をオールインワン型で搭載する(写真1関連記事統合ストレージ「Dell PowerStore」のOSをアップデート、性能や容量を向上)。

写真1:多機能ミッドレンジ統合ストレージ「Dell PowerStore」の外観(出典:デル・テクノロジーズ)
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 今回、OSを「PowerStoreOS 3.5」にバージョンアップした。OS新版では、バックアップストレージ「PowerProtect DD」に直接データをバックアップできるようにしたほか、書き換え不能なスナップショットを使えるようにした。また、IaC(Terraform、Ansible)やコンテナ管理機能を使ってストレージをプロビジョニング(配備)する機能も強化した。

 まず、ネットワークで接続したバックアップストレージ「PowerProtect DD」に対して、直接データをバックアップできるようにした(図1)。PowerProtect DDのエージェントソフトウェア機能である「DD Boost」をPowerStore OS側で動作させている。これにより、外部のデータバックアップソフトウェアを介さずにデータをバックアップ可能である。バックアップの設定は、PowerStore OSの管理画面上で2分足らずで完了するとしている。

図1:バックアップストレージ「PowerProtect DD」に対して、直接データをバックアップできるようにした。PowerProtect DDのエージェント機能「DD Boost」がPowerStore上で動作する(出典:デル・テクノロジーズ)
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 PowerProtect DDは、重複排除機能に特徴があるバックアップストレージであり、最大で65:1の割合でバックアップデータ量を削減するとしている。仮想アプライアンス版もあり、クラウドなどに配備して運用可能である。エージェント機能のDD Boostは、重複排除機能をバックアップ対象サーバー(今回の場合はストレージのPowerStore)側にオフロードしてPowerProtect DDへのネットワーク転送データ量を削減する機能も持つ。

 新版OSのPowerStoreOS 3.5ではまた、スナップショットを書き換え不能(イミュータブル)な形で取得できるようにした。スナップショットに対する不正な削除や変更を防ぐ。また、システム(ストレージ)あたりのスナップショット数を、前OS「PowerStoreOS 3.0」と比べて最大で4倍に増やした。より多くの保護ポイントが得られるようになったことで、より細かいレベルでデータを回復可能になった。

 DevOpsのための機能も強化した。IaC(Terraform、Ansible)を使ってストレージをプロビジョニング(配備)する機能を強化したとしている。また、コンテナ型の実装形態である「Dell Container Storage Module」(CSM)の機能を強化し、コンテナ環境(Kubernetes)へのプロビジョニング(配備)を容易にした。これらのにより、ストレージの構成を自動化できるようにした。

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Dell / PowerStore / SAN / NAS / 重複排除

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