富山地方鉄道(本社:富山県富山市)は、バスの乗車賃を顔認証で決済する実証実験を2023年6月1日に開始した。同年8月31日まで実施する。事前に専用のアプリ型プリペイドカードにチャージしておけば、乗車時に車両に取り付けてあるタブレット端末をのぞき込むだけで決済が完了する。実験は、富山地方鉄道、丸紅、丸紅ネットワークソリューションズが共同で実施する。丸紅ネットワークソリューションズが2023年6月1日に発表した。
富山地方鉄道は2023年6月1日、バスの乗車賃を顔認証で決済する実証実験を開始した。同年8月31日まで実施する。事前に専用アプリにチャージしておけば、乗車時に車両に取り付けてあるタブレット端末をのぞき込むだけで決済が完了する(図1)。
図1:顔認証決済の構成イメージ(出典:丸紅ネットワークソリューションズ)拡大画像表示
乗客は、事前にアプリ型プリペイドカード「BANKIT」と、今回の実証実験用アプリ「丸紅実証実験」をダウンロード/インストール/登録し、BANKITにチャージしておく必要がある。この状態で車両のタブレット端末をのぞき込むと、登録済みの利用者の顔を判別・認証し、その後に自動で運賃を引き落とす。
スマートフォンや現金などを取り出す必要がないことから、両手がふさがっていたり、スマートフォンや現金などを忘れたりしても、運賃を精算可能である。運行時に誤った決済がされないよう、重複決済防止の仕組みも取り入れた。万が一、利用者が想定していない決済が発生した場合は、コールセンターに問い合わせ可能である。
システム基盤は、丸紅ネットワークソリューションズが開発した。これに、R.D.Worksが開発した顔認証技術と、アプラスが開発した決済機能をAPIで連携させる。
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-


