日立社会情報サービスは2023年6月15日、クリックテック・ジャパンのデータベース複製ソフトウェア「Qlik Replicate」(開発元:米Qlik Technologies)を販売開始した。データベース間のレプリケーションをエージェントレスで実行する。ニアリアルタイムな複製が可能だとしている。停止時間があまり取れないシステムのマイグレーションや、異種データベース間のデータ連携に向く。
日立社会情報サービスが販売を開始した「Qlik Replicate」(開発元:米Qlik Technologies)は、異なるデータデースシステム(DBMS)間でデータをレプリケーション(複製)するソフトウェアである(関連記事:メインフレームからエージェントレスでDBを移行、インサイトテクノロジーがDB移行ソフト新版)。
特徴は、一部のデータソースを除きデータソース側にエージェントソフトウェアをインストールすることなくデータを抽出できること。Qlik Replicateがデータソースにネットワーク経由でアクセスしてデータを抽出し、これをターゲットとなるデータベースに反映する。データベースシステムに変更を加えることなくデータの複製が可能である。
画面1:「Qlik Replicate」の操作イメージ(出典:日立社会情報サービス)拡大画像表示
レプリケーションの設定はWeb画面から行える(画面1)。処理方式を決め、ソースDB/ターゲットDBを設定し、複製するテーブルなどを指定する。こうして作成した複製タスクを実行する。
データを高速に移行することで、データベースの停止時間を最小限に抑えるとしている。差分を抽出し、インメモリーで処理する仕掛けによって、移行元のデータベースに大きな負荷をかけることなく複製可能だとしている。また、データにいつどのような変更が発生したかを追跡する変更データキャプチャ機能により、リアルタイムに近いインターバルでデータを複製可能である。
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