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ワウテック、チャットソフト「WowTalk」に対話型AIを追加、情報源の文書ファイルを社員自身で登録

2023年7月25日(火)IT Leaders編集部

ワウテックは2023年7月24日、企業向けチャットソフト「WowTalk」に、GPT-4を活用した文書活用アシスタント機能「AIドキュメントアシスタント(β版)」を追加したと発表した。個々の社員自身の手で個々の社員専用にカスタマイズしたAIが、チャットで社員の質問に回答する。情報ソースとなる任意の文書ファイルを、最大で5つまでモバイルアプリから登録可能である。

 ワウテックの「WowTalk」は、企業向けのチャットソフトウェアである。今回、大規模言語モデル「GPT-4」を活用した、文書活用のためのアシスタント機能「AIドキュメントアシスタント(β版)」を追加した。AIが、チャットで社員の質問に回答する(図1)。

図1:企業向けチャットソフト「WowTalk」に追加した、「AIドキュメントアシスタント」機能の利用イメージ(出典:ワウテック)
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 最大の特徴は、個々の社員自身の手でAIをカスタマイズできること。情報ソースとなる任意の文書ファイルを、最大で5つまでモバイルアプリから登録可能である。AIは、社員が登録したファイルをGPT-4の自然言語理解技術に基づいて学習し、対話形式で質問に回答する。

 例えば、自社製品の仕様書を学習させれば、「ログイン方法を教えてください」といった製品の仕様に関する質問に対して回答や提案を返せるようになる。主な活用例として以下を挙げている。

  • 営業担当者
    自社製品の関連情報を学習させる。顧客からの問い合わせへの対応や、提案資料の作成における情報収集に活用する
  • テクニカルサポート担当者
    チームの過去の問い合わせ対応履歴をドキュメント化して学習させる。AIに質問するだけで適切な回答を取得可能である
  • 企画・マーケティング担当者
    業界の調査資料やホワイトペーパーを登録する。AIに内容を要約させることで、必要な情報だけを効率よく取得可能である

 なお、AIドキュメントアシスタント機能は、会社が管理するセキュアな環境下で使える。WowTalkが備える「ログ抽出機能」や「パーティション機能」など、法人利用に向いた各種のセキュリティ機能を活用可能である。

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ワウテック / ビジネスチャット / 対話型AI / GPT / 生成AI

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