Works Human Intelligence（WHI）は2023年8月1日、タレントマネジメントソフトウェア製品群「COMPANY Talent Management」シリーズに、ポジション管理機能「Position & Career Development」を追加したと発表した。日本企業に向いたジョブ型人事制度を実現するために必要な機能として、ポジション管理、後継者管理、スキル管理、キャリア管理などの機能を提供する。
Works Human Intelligence（WHI）の「COMPANY Talent Management」シリーズは、タレントマネジメントソフトウェア製品群である。今回、新機能として、ポジション管理機能「Position & Career Development」を追加した。日本企業に向いたジョブ型人事制度を実現するためのポジション管理、後継者管理、スキル管理、キャリア管理などの機能を提供する。
Position & Career Developmentの主な機能は、以下の通りである。
「COMPANY 人事・給与」で管理している組織情報を利用した形でポジションを設定可能である。ポジションや職務定義に変更が生じた際には、「COMPANY 人事・給与」の給与計算などに変更点を反映する（画面1）。
画面1：「COMPANY 人事・給与」で管理している組織情報を利用した形でポジションを設定可能（出典：Works Human Intelligence）拡大画像表示
ポジション管理機能は、ポジションの構成や職務定義、人材要件などを管理する。ジョブグレードや報酬をポジションにひもづけて管理する。職務の定義を定めるうえで参考となるような、職務別のジョブ定義および人材要件のテンプレートを標準で提供する（画面2）。
画面2：「Position & Career Development」のポジション管理画面（出典：Works Human Intelligence）拡大画像表示
後継者管理機能は、各ポジションの後継者についての計画的な育成を支援する。後継者を、就任ステータスごと（すぐに就任可能、数年後に就任可能など）に指名し、それぞれの指名理由や育成計画を記録する。後継者の不足や重複があったときのための、アラート機能や調整機能も備える（画面3）。
画面3：「Position & Career Development」の後継者育成画面（出典：Works Human Intelligence）拡大画像表示
スキル管理機能は、従業員や上司が申請したスキルを収集・蓄積し、従業員のスキル情報を一元管理する。スキルと職務、役職や滞留年数など、社員の属性を組み合わせて検索・抽出できる。候補者を容易に選出できるようになる（画面4）。
画面4：「Position & Career Development」のスキル入力・集計画面（出典：Works Human Intelligence）拡大画像表示
キャリア管理機能は、各従業員のキャリアプランの記入・提出・承認・フィードバックをシステム化する。上司や同僚にフィードバックを依頼してコメントをもらう機能も備える。従業員本人のプロファイルからワンクリックでキャリアプランシートに遷移する。これにより、従業員のキャリア志向を正確に把握できるとしている（画面5）。
画面5：「Position & Career Development」のキャリアプラン入力画面（出典：Works Human Intelligence）拡大画像表示
