[新製品・サービス]
住所正規化・緯度経度追加サービス「クイック住所変換」のスタンドアロン利用を可能にする「APIコンテナ」─Geolonia
2023年9月7日(木)IT Leaders編集部、日川 佳三
Geolonia(ジオロニア)は2023年9月7日、住所正規化・緯度経度追加サービス「クイック住所変換」の機能をオンプレミス環境などでスタンドアロン型で利用可能にする「クイック住所変換 APIコンテナ」を発表した。住所データを自前で備えた住所情報変換APIサーバー機能を、Dockerなどのコンテナ形式で提供する。自社開発アプリケーションからAPIにアクセスすることで、アプリケーションに住所変換機能を容易に組み込める。価格(税別)は年額100万円から。
Geolonia(ジオロニア)の「クイック住所変換」は、住所データを正規化し、緯度経度のデータを付与するクラウドサービスである。住所の「表記ゆれ」を正したいExcel/CSVファイルをWebブラウザ経由でアップロードすると、見積もり完了メールの後、座標を付与した正規化済みの住所データをダウンロードできる(図1、関連記事:Geolonia、住所正規化・緯度経度追加サービス「クイック住所変換」を提供)。
図1:住所の表記ゆれの統一(出典:Geolonia)拡大画像表示
今回、クイック住所変換の機能をオンプレミス環境などでスタンドアロン型で利用可能にする「クイック住所変換 APIコンテナ」を追加した。住所データを自前で備えた住所情報変換APIサーバー機能を、Dockerなどのコンテナ形式で提供する。APIサーバーをオンプレミスやIaaSなど任意の環境で動作させられる。自社開発アプリケーションからAPIにアクセスすることで、アプリケーションに住所変換機能を容易に組み込める。
「セキュリティポリシー上、データをクラウドにアップロードできないケースや、変換対象の住所データやシステムがオンプレミス環境で稼働しているためクイック住所変換を利用できないケースがある。また、Excel/CSVファイルのアップロードではなく、システムからAPI経由で住所を変換したいニーズもある」(同社)。これらに応えるため、住所変換機能をデータと共にAPIサーバーとして切り出して提供する。
なお、表記ゆれは、漢字やひらがな・カタカナ・アルファベットと日本語に複数の表記法があることや省略した書き方、入力ミスなどが原因で起こる。業務システムで扱う際に別のデータとして扱われてしまう問題があり、表記ゆれを解消する必要がある。
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