湖山医療福祉グループ(本部:東京都中央区)が年間で約10万枚に上る請求書の受領を電子化した。Sansanの請求書受領クラウドサービス「Bill One」をグループ全35法人に導入し、4万8000時間の業務時間削減を見込む。Sansanが2023年10月5日に発表した。
湖山医療福祉グループは、高齢者施設や療養病床など全国600以上の医療施設を運営している。同社によると、グループ全体で受領する請求書は年間で10万枚に上る。うち9割近くは紙の請求書で、その処理に年間約9万6000時間を費やしていたという。
業務効率化のため、Sansanの請求書受領クラウドサービス「Bill One」(図1)をグループ全35法人に導入した。Bill Oneは、郵送やメールなどさまざまな形式で届く請求書をオンラインで一括受領してデータ化する。また、導入を機に、法人ごとに異なっていた請求書業務を標準化した。入力ルールを設定することで、各法人に合わせた請求書データベースを構築できる。
図1:「Bill One」の電子帳簿保存法対応機能(出典:Sansan)拡大画像表示
同社は導入効果として、年間で請求書の処理にかかる時間を、従来の半分に相当する約4万8000時間まで削減できると見込んでいる。また、インボイス制度や電子帳簿保存法などの法制度への準拠も容易になることを期待している。
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