[新製品・サービス]
さくらのクラウド、SSL証明書の運用負荷を軽減する管理ソフトをマーケットプレイスで販売
2023年11月2日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)
さくらインターネットは2023年11月1日、セイコーソリューションズのSSL証明書管理ソフトウェア「Smart Cert Manage」を、「さくらのクラウド」のマーケットプレイス上で「SSL証明書管理ソリューション」として同年11月9日から販売すると発表した。有効期限の確認とアラート、証明書の申請・発行、サーバーへの反映など、SSLサーバー証明書の管理に伴う負荷を軽減する。
さくらインターネットが「さくらのクラウド」のマーケットプレイス上で販売する「SSL証明書管理ソリューション」は、SSL証明書の管理負荷を軽減するソフトウェアである。セイコーソリューションズの「Smart Cert Manage」を再販する(関連記事:セイコーソリューションズ、SSL証明書の運用管理サービスを販売、更新作業を自動化)。
(1)可視化(ダッシュボードで期限間近のアラートを確認)、(2)申請自動化(SSL証明書の更新に必要な申請リクエストを生成し、予約申請または即時申請)、(3)適用自動化(SSL証明書をサーバーに予約反映まはた即時反映)の3つの機能を提供する(図1)。
稼働OSはWindows Server 2019。なお、販売開始時点での自動申請可能な認証局はDigicertに限るが、順次拡大する予定。SSL証明書の反映先となるSSLサーバーは、Apache HTTP Server(Linux)、日本マイクロソフトのIIS(Windows)、F5ネットワークスジャパンの負荷分散装置「BIG-IPシリーズ」、セイコーソリューションズの負荷分散装置「Netwiserシリーズ」となっている。