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キヤノンITS、レガシーマイグレーションSIを刷新、IBM、NECに加えて富士通メインフレーム移行を支援

2023年12月19日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

キヤノンITソリューションズは2023年12月19日、SIサービス「マイグレーションサービス」を刷新し、2024年1月9日から提供開始する。移行対象となるレガシーシステムの網羅性を高め、これまで得意としてきたIBMおよびNEC製メインフレームからの移行に加えて、MSPで動作する富士通製メインフレームからの移行を本格的に請け負う。価格は個別見積もり。

 キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)の「マイグレーションサービス」は、メインフレームで稼働するCOBOLなどのレガシーシステム/アプリケーションを、コードを書き換えずにオープン(Linux、Windows)環境にリホストするSIサービスである(図1)。

図1:「マイグレーションサービス」の概要(出典:キヤノンITソリューションズ)
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 移行対象となるレガシーシステムの網羅性を高め、これまで得意としてきたIBMおよびNEC製メインフレームからの移行に加えて、MSPで動作する富士通製メインフレームからの移行を本格的に請け負う。

 「慢性的にIT人材が不足しているのに加えて、一部メインフレームベンダーがメインフレームの販売/サポートを終了する中で、マイグレーションを検討・選択するユーザーが増えている」(キヤノンITS)ことから、マイグレーションサービスを強化・刷新したという。

 変換ツールを用いたリホストにより、ブラックボックス化したレガシーシステム資産をそのままの形でオープン化する。変換ツール群は、COBOL以外の言語(IDLII、COBOL/S、EASYなど)も専用のツールを用いてユーザーの環境ごとにカスタマイズして実行する。ツール化を徹底して手作業による修正を極小化するとしている。加えて、本番電文を用いたオンラインテストツール、Web型端末シミュレータ、コンペア(データ/ファイル比較)ツールなどを活用する。

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