ダイレクトクラウドは2024年3月12日、クラウドストレージ「DirectCloud」のオプションとして、利用頻度の低いファイルを保存する「DirectCloudウォームストレージ」を追加したと発表した。同年2月22日から提供している。料金は標準の「ホットストレージ」のおよそ半額で、これらを階層型で利用することで低コストとストレージアクセスの高速性を両立できる。今後は、ウォームストレージよりも低コストな「コールドストレージ」オプションの提供を予定している。
ダイレクトクラウドの「DirectCloud」は、HTTPベースのWeb APIを介してアクセスするクラウドストレージである。ファイルの格納にAmazon S3を利用している。ユーザーは、Webブラウザ画面、専用アプリケーション(Windows/Mac/iOS/Android)、Windows標準のエクスプローラー(仮想ドライブ)などから、ファイルサーバーと同様にフォルダやファイルを操作できる。
ユーザー数ではなくストレージ容量や機能に基づく料金体系を採用し、契約したストレージ容量の範囲内で制限なくユーザーを追加できる。社外の取引先にゲストユーザーアカウントを発行するようなケースにも向く。また、メールでのファイル受信やダウンロードURLの発行など、アカウントを持たない第三者との間でファイルを送受するための機能も備える。
図1:クラウドストレージ「DirectCloud」における「ホットストレージ」と「ウォームストレージ」の位置づけ(出典:ダイレクトクラウド)拡大画像表示
今回、DirectCloudに利用頻度の低いファイルを扱う「ウォームストレージ」オプションを追加した。料金を標準の「ホットストレージ」のおよそ半額に設定し、これらを階層型ストレージとして利用することで、低コストとストレージアクセスの高速性を両立できる。今後は、ウォームストレージよりも低コストな「コールドストレージ」オプションの提供を予定している(図1)。
以下は、DirectCloudにおける標準のホットストレージの月額料金(税別)プランである。ウォームストレージオプションは、「ビジネス」から上の3プランで利用できる。
- フリー(10GB):無料
- スタンダード(500GB):3万円(追加1GBあたり5万円)
- アドバンスド(1TB):5万円(同5万円)
- ビジネス(3TB):9万円(同3万円)
- プレミアム(10TB):18万円(同2万円)
- エンタープライズ(30TB):30万円(同2万円)
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