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NEC、顔認証ソフト新版「NeoFace Monitor V7.1」でVMware/Citrixの両VDIへのログインに対応
2024年3月25日(月)IT Leaders編集部
NECは2024年3月22日、顔認証セキュリティソフトウェア新版「NeoFace Monitor V7.1」を同年4月中旬に提供開始すると発表した。新版では、ログイン可能なVDIとして、Windows RDSに加えて、VMware HorizonおよびCitrix Virtual Apps and Desktopsへのログインに対応する。また、VDI上のアプリケーションに対し、ログイン代行機能によるシングルサインオンが可能になる。価格(税別)は1台1万4500円で、今後3年間で600社20万ライセンスの販売目標を掲げる。
NECの「NeoFace Monitor」は、クライアントPCのログイン認証などに利用する顔認証ソフトウェアである。Windowsやアプリケーションへのログイン時、ID/パスワードに代わる認証手段として、PCの内蔵カメラなどを用いた顔認証が可能になる。PCの起動からログアウトまでのセキュリティを確保する(関連記事:NEC、顔認証ソフト新版「NeoFace Monitor V6」で覗き込み検知やモバイル顔認証が可能に)。
図1:VDIに顔認証でログインするイメージ(出典:NEC)拡大画像表示
2024年4月中旬提供予定の新版「NeoFace Monitor V7.1」では、ログイン可能なデスクトップ仮想化基盤(VDI)を拡大。Windowsリモートデスクトップサービス(RDS)に加えて、VMware HorizonおよびCitrix Virtual Apps and Desktopsの両VDIへのログインに対応する。
加えて、VDI上のアプリケーションに対しても、ログイン代行機能によるSSO(シングルサインオン)が可能になる。「多数のユーザーが同時接続する大規模な環境やネットワーク帯域が狭い環境においても使えるように、PCとVDIの間で転送する認証データを軽量化」(NEC)によって実現している。
セキュリティ面では、特定のアプリケーションに対して顔認証の適用を強制できるようにする。また、顔認証の代替手段であるOTP(ワンタイムパスワード)認証では、入力失敗の許容回数やログオン可能回数を、ネットワークが利用できない場合に利用するキャッシュ認証機能では、保持した情報の有効日数をそれぞれ設定できるになる。
その他、新版では、PC内蔵カメラと外付けのカメラの選択が可能になる。価格(税別)は1台1万4500円で、NECは今後3年間で600社20万ライセンスの販売目標を掲げる。
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