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社内の業務文書をナレッジにした生成AIシステム─アクセラテクノロジ

ナレッジマネジメント「SolutionDesk」のオプションとして提供

2024年4月4日(木)IT Leaders編集部

アクセラテクノロジは2024年4月2日、ナレッジマネジメントシステム「SolutionDesk」に「オンプレミスデータAI活用オプション」を追加し、販売を開始した。社内の業務文書をナレッジにした対話型の生成AIシステムを構築できる。オンプレミス環境にモジュールを導入し、クラウド上のSolutionDeskと連携させて利用する。価格(税別)は、SolutionDeskが月額8万円で1ユーザー月額4000円。オンプレミスデータAI活用オプションは月額35万円。販売目標として今後3年間で200システムを掲げる。

 アクセラテクノロジの「SolutionDesk」は、クラウド型のナレッジマネジメントシステムである。今回、「オンプレミスデータAI活用オプション」を提供を開始した。社内に蓄積した業務文書をナレッジにした対話型の生成AIシステムを構築できる(図1)。

図1:ナレッジマネジメントシステム「SolutionDesk」と「オンプレミスデータAI活用オプション」を組み合わせたシステムの概要(出典:アクセラテクノロジ)
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 業務文書をクラウドに移行することが困難なケースに向く。オンプレミス環境にモジュールをインストールし、クラウドのSolutionDeskと連携させて利用する。

 社内のファイルサーバーやグループウェアなどから情報を定期的に収集し、検索エンジンでインデックス化。自動的にSolutionDeskのナレッジベースに登録され、生成AIアシスタントのChatGPTから活用できるようにする。生成AIを利用するためのプロンプトを全社で共有することができる。

 FAQ、マニュアル、仕様書などの業務文書をナレッジとして統合的に活用する仕組みを提供する。文書をページ単位に分割し、関連ページをナレッジにする。特に、ページ数が多い業務マニュアルを使用する部門などで有効としている。

 価格(税別)は、SolutionDeskの基本料金が月額8万円で、1ユーザーあたり月額4000円。オンプレミスデータAI活用オプションは月額35万円で、利用者数、文書数、サーバー数、CPUコア数などに制限はない。OpenAIのAPIは、「AI使い放題オプション」(月額8万円)を契約するか、ユーザー自身でOpenAIのアカウントを取得するかを選ぶ。

 アクセラテクノロジは「技術サポートサービス」を有料で提供し、同オプションの導入・活用を支援する。

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アクセラテクノロジ / ChatGPT / ナレッジマネジメント / 生成AI / 文書管理

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