東武ストア(本社:東京都板橋区)は2024年4月8日、指静脈認証を利用したセルフレジを東武ストア3店舗(越谷店、みずほ台店、新河岸店)に順次導入すると発表した。指を専用装置にかざすと決済、ポイント付与、年齢確認ができる仕組み。決済はクレジットカードで行う。指静脈認証には日立製作所のシステムを利用する。
東武ストアは、指静脈認証を利用したセルフレジを、東武ストア3店舗に2024年4月11日から5月9日にかけて順次導入する。指を専用装置にかざすと、決済、ポイント付与、年齢確認ができる仕組み。決済はクレジットカードで行う。指静脈認証には日立製作所のシステムを利用する(写真1)。
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対象店舗と導入日は、越谷店(埼玉県越谷市、2024年4月11日)、みずほ台店(埼玉県富士見市、4月25日)、新河岸店(埼玉県川越市、5月9日)である。
店舗を利用する顧客は、事前に日立が提供する専用サイト「アイデンティティポータル」に、自身の属性情報(氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス)とクレジットカード情報、連携させたいポイント会員情報(TOBU POINT ID)などを登録する。
さらに、各利用店舗(東武ストア店舗内の特設カウンター)において、本人確認を行った後、専用装置で指静脈を登録し、生体情報と事前登録した個人情報データをひもづける。なお、本人確認には、顔写真付きの身分証明書(運転免許証、運転経歴証明書、マイナンバーカードのいずれか)が必要である。
これらの事前準備を終えている場合、セルフレジで生体認証を使って買い物ができる。購入したい商品のバーコードをセルフレジでスキャンし、決済方法として「指静脈認証」を選択する。その後、指を専用装置にかざすと、決済、ポイント付与、年齢確認をワンストップで実施する。
なお、東武グループは、東武ストアにおける利用可能店舗を拡大するほか、商業施設、ホテル、アミューズメントなどの分野への導入も計画している。