IT商社の大興電子通信は2024年4月16日、クラウドERP「D-Ever flex」を販売開始した。韓国製クラウドERP「SystemEver」提供元のEverジャパンからOEM供給を受けて提供する。特徴は、マイクロサービス型のモジュールを組み合わせる構成で、必要な機能を選んで導入できることと、多言語・多通貨対応に対応していること。販売目標は3年間で40社、1000ユーザーライセンスで約4億円。
大興電子通信の「D-Ever flex(ディーエヴァーフレックス)」は、クラウド(SaaS)型で利用可能なERPアプリケーションである。クラウドERP「SystemEver」提供元である韓国の永林院ソフトラボ(Younglimwon Soft Lab)日本法人のEverジャパンからOEM供給を受けて提供する。ベースのSystemEverは多通貨・多言語に対応し、韓国を中心に12カ国3000社超の導入実績を持つ(図1)。
図1:クラウドERP「D-Ever flex」の概要(出典:大興電子通信) 特徴は、マイクロサービス型のモジュールを組み合わせる構成で、必要な機能を選んで導入できること。各業種に合わせた「業種モデル」のほか、細かな業務単位の「業務モジュール」を提供する。個々のユーザーに適した最小機能構成とすることで、短期・安価に導入可能である。
エンドユーザーの操作面では、次に着手すべき仕事が示される業務フロー型のプロセスメニューと、表計算ソフトウェアに似たGUIを備えている。明細データをCSVデータとして出力したり、表計算ソフトに連携したりと、エンドユーザー側でデータを加工できる。
経営層に向けては、各部門が利用する業務機能を統合してリアルタイムでデータを共有。全体の状況を一元的に把握し、経営に関わる情報を可視化することで、経営の意思決定を迅速化するとしている。
価格は個別見積もり。販売目標は3年間で40社、1000ユーザーライセンスで約4億円。
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