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三菱自動車、取引先800社が接続するEDIシステムをアウトソーシングサービスに移行

2024年7月4日(木)IT Leaders編集部

三菱自動車工業(本社:東京都港区)は、約800社の取引先が接続するEDIシステムをアウトソーシングサービスに移行した。インテックの企業間電子取引サービス「EDIアウトソーシングサービス(EINS/EDI-Hub Nex)」を利用する。インテックが2024年7月3日に発表した。

 三菱自動車は、自動車と自動車部品の開発・生産・販売のほか金融事業を行っている。自動車製造では国内に3工場を持ち、工場での資材調達の取引先は約800社に及ぶ。その受発注業務を支えるEDI(電子データ交換)は、止まることが許されない重要なシステムである。

 EDIシステムは従来、オンプレミス環境で構築したシステムと、インテックのEDIサービスを合わせて運用してきた。しかし、そのハイブリット型の運用から、インフラの管理コストが2重にかかるほか、オンプレミスに設置したインフラの更新費用がかかるといった課題があったという。

図1:三菱自動車工業による「EDIアウトソーシングサービス」の導入イメージ(出典:インテック)
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 これらの課題を解決するため、既存のEDIシステムをインテックの「EDIアウトソーシングサービス」に移行。インテックと共同で移行プロジェクトを立ち上げ、移行にあたっては約800社すべての接続先に対して事前テストを実施した(図1)。

 インテックによると、EDIアウトソーシングサービスの導入実績(約400社、接続ID数約9万ID)。サポート体制として、約300人のEDI専門組織が移行から運用まで24時間365日体制でフルサポートする。機能面では、SFTPなど海外で主流の複数の通信プロトコルを実装している。振分・同報、データ交換、フォーマット変換などの機能も備える。

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