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東急、IRに特化した生成AIサービスを導入、決算説明会の想定質問/回答案作成などに活用

2024年7月8日(月)IT Leaders編集部

東急(本社:東京都渋谷区)は、IR業務に特化した生成AIサービスを導入した。Exa Enterprise AIの「exaBase IRアシスタント」を用いて、決算説明会の想定質問と回答案の自動作成などの業務を効率化、付加価値の高い情報開示体制の確立を図る。Exa Enterprise AIが2024年7月5日に発表した。

 東急は、交通インフラ、都市開発、生活創造・リテール、ホスピタリティなど広範な事業を展開し、東急線沿線を中心に長期視点での街づくりに取り組んでいる。

 IR(インベスターリレーションズ)では、事業ポートフォリオの下で資本効率向上と財務健全性維持の両立を図り、株主資本コストを意識した経営を推進するための活動を展開。さまざまな活動にあたって、IRに携わる組織の限られたリソースを最大限に活用するため、生成AIの導入を検討していた。

画面1:exaBase IRアシスタントの画面例(出典:Exa Enterprise AI)
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 検討の後、同社は、Exa Enterprise AIが提供する、IR業務に特化した生成AIサービス「exaBase IRアシスタント」(画面1)を採用。IR担当者の手元資料作成や面談記録などを効率化し、付加価値の高い高品質な情報開示へと注力できる体制の実現を目指す。

 exaBase IRアシスタントは、各種IR文書などをデータソースとして生成AIを用いた業務支援を行うサービス。決算説明会、株主総会、各種説明会、記者会見などで想定される質問および回答案を、企業固有の情報を含めて自動生成する(関連記事ChatGPTが決算説明会の想定質問と回答案を生成する「exaBase IRアシスタント」)。

 Exa Enterprise AIによると、2023年10月の製品版リリース後、JR東日本、村田製作所、豊田合成、名古屋鉄道、GENDA、東海東京フィナンシャルホールディングスなどが導入。機関投資家対応、決算準備、株主総会での利用を中心に、IR担当組織をはじめ、株主総会所管部門である総務、法務、経営企画、経理などで活用されているという。

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