調剤薬局「平野薬局」を運営する平野(本社:愛媛県今治市)は、ゾーホージャパンのクラウドCRM「Zoho CRM」を導入した。これまでkintoneで構築したアプリケーションで取引先のデータを管理していたが、これをリプレースした。CRM画面から取引先に直接メールを発信するなど、きめ細かいコミュニケーションが可能になったという。インドZoho Corporation日本法人のゾーホージャパンが2024年7月18日に発表した。
75歳以上人口が2000万人を超えて地域医療の重要性が高まる中、地域の人々の病気や健康に向き合う調剤薬局にもデジタル化による業務改革が求められている。愛媛県今治市内に7店舗を展開している平野薬局は以前からデジタル化に取り組んでおり、業務アプリケーション構築サービス「kintone」で患者や取引先(病院・クリニック・福祉施設)のデータを管理していた。
しかし、kintoneで構築したアプリケーションは、取引先の属性ごとに別々のアプリでデータ管理する仕組みとなっており、情報の連携ができなかったという。また、メール配信機能がないため、取引先への情報発信がスムーズにできなかったという。これらの理由から、データの有効活用や業務プロセス全体の管理が難しいという課題があった。
そこで平野薬局は、データの一元化による取引先との連携強化を図るため、kintoneからゾーホージャパンのクラウドCRM「Zoho CRM」(画面1)に情報管理基盤をリプレースした。
画面1:「Zoho CRM」の画面例(出典:ゾーホージャパン)拡大画像表示
Zoho CRMに登録した医療関係者(病院やクリニック)とケアマネージャー(福祉施設)のデータを活用し、CRM画面からこれらの取引先に対して直接メールを発信できるようになった。これにより、取引先と細かいコミュニケーションが可能になり、プロセス全体の管理も容易になった。
また、薬剤師による患者データの管理には、使いやすさを重視して機能を絞った簡易版CRM「Zoho Bigin」を採用した。また、従業員のコミュニケーションには、ビジネスチャットツール「Zoho Cliq」と社内SNS/掲示板ツール「Zoho Connect」を採用した。
平野薬局は、薬剤師の慢性的な人材不足を解消するため、大学の薬学部生との関係構築にもCRMを活用し、新卒社員の採用に役立てるという。インターンシップなどで交流した学生に適切なタイミングでメールマガジンを送付することで、関係を構築・維持する。
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