RevComm(レブコム)は2024年8月6日、Web会議解析ツール「MiiTel Meetings」に、議事録をプロンプトで指示する「フリーフォーマット議事録」機能を追加したと発表した。Web会議/面談の用途に応じてプロンプトを使い分けて適切な議事録を作成できるとしている。
RevComm(レブコム)の「MiiTel Meetings」は、Web会議/商談の内容をAIで解析するツールである。Zoom、Microsoft Teams、Google Meetなどの会議を対象に、文字起こし、トーク解析、音声感情認識、議事録作成などの機能を提供する。
議事録作成においては、議題、現状の課題、提案内容、決定事項、ネクストアクションといった項目別に要約する議事録テンプレートを備える。テンプレートはカスタマイズ可能で、各種の場面で適切な議事録を生成する。
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今回、議事録を自然言語のプロンプトで指示して作成する「フリーフォーマット議事録」機能を追加した。プロンプトで要約方法を指示することで、さまざまな業種・業態、商習慣に適した商談の議事録を作成できる。社内外の会議、面接などでも活用できる。「商談以外の用途でも活用できる自由なプロンプトを利用したい」「各種用途に合わせた複数種類のフォーマットを使い分けたい」といったニーズに応える(図1)。
フリーフォーマット議事録のテンプレートは、管理画面で100種類まで設定・保存が可能。プロンプトの主な構成要素である指示(具体的なタスク)、コンテキスト(外部情報や追加の文脈など推論で考慮すべき各種の情報)、出力インジケータ(出力で得たい型や形式)をユーザーが任意で指示できる。