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2024年8月27日(火)日川 佳三（IT Leaders編集部）

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　豆蔵の「おしごとモデルズ」は、システム開発工程の最上流で、ITシステムへの要求を導き出す「要求開発」を支援するソフトウェアツールである。生成AIを活用することで、要求開発を容易に行えるようにしている（関連記事：豆蔵、生成AIによる要求開発モデリング「おしごとモデルズ」、業務概要からUML準拠図を自動生成）。

　業務を可視化する「おしごとスケッチ」と、生成AIによる対話型で業務をモデリングする「おしごとモデラー」で構成する。まず、おしごとスケッチに業務の概要を記載する。おしごとモデラーは、おしごとスケッチのデータを生成AIに与え、UML準拠の各種モデル図を自動で生成する。

図1：おしごとモデルズ v1.1の機能強化ポイント（出典：豆蔵）
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　新版のv1.1では、おしごとスケッチの使い勝手を高める改善が施されている。カードフォーマットを見直し、よりシンプルに分かりやすくなったほか、ツールチップによる入力ヒントや、俯瞰して見るためのカード折りたたみ機能が加わった。また、モデリング後、事前に漏れや不備を指摘する記載内容チェック機能も加わった（図1）。

画面1：おしごとモデルズにおける、改善提案要求のイメージ（出典：豆蔵）
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　おしごとモデラーの機能強化として、要求事項を指定して、より適切な改善提案を行えるようにした（画面1）。また、ユースケース一覧とユースケースシナリオをExcel形式で出力できるようにし、設計資料に流用しやすくなった（図2）。ほかには、業務で使う用語を自動的に抽出・整理し、用語集として出力する機能の追加や、モデリングの出力精度を高める生成AIのプロンプトの見直しがなされた。

図2：ユースケース一覧とユースケースシナリオのイメージ（出典：豆蔵）
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