[市場動向]

オラクル、「Oracle Database@Google Cloud」を米国・英国・ドイツの4リージョンで提供開始

Oracle Database@Azureは近日中に日本含む15リージョンを追加

2024年9月11日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

米オラクルと米Google Cloudは2024年9月9日(米国現地時間)、「Oracle Database@Google Cloud」を米国・英国・ドイツの4つのGoogle Cloudリージョンで提供開始すると発表した。ユーザーは、Oracle ExadataによるデータベースサーバーをGoogle Cloud上で利用可能になる。

 米オラクルと米Google Cloudは、Google Cloudで動作する「Oracle Database@Google Cloud」の一般提供を開始した。2024年6月11日に発表済みのサービスで、ユーザーは、Oracle Exadataによるデータベースサーバーを、米国と欧州の4つのGoogle Cloudリージョンで利用可能である。

 具体的には、「Oracle Exadata Database Service」「Oracle Autonomous Database」「Oracle Database Zero Data Loss Autonomous Recovery Service」を米国東部(アッシュバーン)、米国西部(ソルトレイクシティ)、英国南部(ロンドン)、ドイツ中部(フランクフルト)の4カ所のGoogle Cloudリージョンで利用できる。

 ユーザーはGoogle Cloud Marketplaceから調達できる。料金は個別見積もりで、Oracle Autonomous Databaseについては使用量に応じた料金設定も利用可能。BYOL(ユーザー所有ライセンスの持ち込み)や割引プログラム「Oracle Support Rewards」の適用など、既存ライセンスの活用も可能である。

 オラクルは同日、提供済みの「Oracle Database@Azure」についても、近日中に提供リージョンを増やすことを発表した。現在、Microsoft Azureの6リージョン(オーストラリア東部、カナダ中部、米国東部、フランス中部、ドイツ中西部、英国南部)で提供しているが、日本(東日本)を含む15リージョンでもまもなく提供開始するとしている。

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