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グループウェア新版「desknet's NEO V8.6」、カスタム業務アプリをモバイルから利用可能に

2024年9月13日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ネオジャパンは2024年9月13日、グループウェア新版「desknet's NEO V8.6」を提供開始した。新版では、業務アプリ作成ツール「AppSuite」で作成したアプリをスマートフォンなどの「desknet's NEOモバイルアプリ」から利用できるようにした。

 ネオジャパンの「desknet's NEO」は、Web型のグループウェアである。クラウドサービス版とオンプレミス版がある。HTML5を採用して画面遷移を減らすなど操作性に注力している。PC用画面に加えて、スマートデバイス用画面も用意している(関連記事グループウェア新版「desknet's NEO V8.5」、スケジュール画面からTeams会議を設定)。

 受発注管理などの日常業務をカスタマイズベースでシステム化し、desknet's NEOの一機能として利用可能にする「AppSuite」を備える。ライブラリから目的に合ったものを選び、自社の業務や運用に合わせてカスタマイズして使える(関連記事ネオジャパン、業務アプリをカスタマイズベースで簡単に作れるツールを2017年秋に出荷)。

 現行のメジャーバージョンは2020年12月から提供する「V6」で、このとき、スマートデバイス専用設計のモバイルアプリ(iOS版およびAndroid版)をリリースした。当初はスケジュール機能が中心だったが、その後、利用可能な機能を拡充してきた。

 今回、業務アプリ作成ツール「AppSuite」で作成したアプリを、モバイルアプリから利用できるようにした。モバイルアプリ用の画面を、PC用に作成した画面から自動生成する。必要に応じて、表示する部品や並び順などをドラッグ&ドロップ操作でレイアウトし直せる。詳細・編集画面から隠して、モバイルアプリから参照・入力させないようにすることも可能である(画面1)。

画面1:モバイルアプリ用画面を設計・生成している画面(出典:ネオジャパン)
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 AppSuiteのモバイル対応に合わせ、「アルコールチェック&運転日報」アプリをAppSuiteユーザー向けに無料で提供する。社用車・公用車の車両管理や日常点検記録、アルコール検査履歴を含む運転日報の提出などを効率化する(画面2)。また、エレコムのアルコールチェッカーデバイス「ALSmart」との連携が可能で、アルコールチェッカーの測定結果をモバイルアプリ経由で登録できる。

画面2:「アルコールチェック&運転日報」アプリの画面と概要(出典:ネオジャパン)
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 価格(税別)は、クラウド版はdesknet's NEO本体のみの「ライト」プランが1ユーザー月額600円、AppSuiteを含む「スタンダード」プランが1ユーザー月額800円など。パッケージ版は、desknet's NEOが300ユーザー150万円、AppSuiteが300ユーザー120万円など。パッケージ版のサーバーOSは、Windows Server 2016/2019/2022、Red Hat Enterprise Linux 8/9、Alma Linux 8/9。データベースはPostgreSQL 16.3。

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