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ネットワールド、性能と容量を独立して拡張可能なフラッシュストレージ「VAST Data Platform」を発表

2024年10月11日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ネットワールドは2024年10月9日、米VAST Dataのオールフラッシュ構成ファイル/オブジェクトストレージ「VAST Data Platform」を2025年度上半期から販売すると発表した。コントローラとストレージを分離してNVMeスイッチを介して接続するアーキテクチャを採用しており、両者をそれぞれ独立して増設・拡張できる。

 ネットワールドは、米VAST Dataのオールフラッシュ構成ファイル/オブジェクトストレージ「VAST Data Platform」を2025年度上半期から販売する。

 コントローラとストレージを分離してNVMeスイッチを介して接続するアーキテクチャを採用している。要求するアクセス性能と容量に応じて、コントローラとストレージをそれぞれ独立して増設・拡張可能である(図1)。

図1:ストレージ「VAST Data Platform」のアーキテクチャ(出典:ネットワールド)
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 容量単価が安いQLC(クアッドレベルセル)フラッシュストレージをベースとし、耐久性や書き込み速度を高めるためにSCM(ストレージクラスメモリー)を組み合わせている。メモリーセルの消耗を削減し耐久性を高めたことで、一般的なストレージ(3~5年のライフサイクル)より長い、最長10年間のサポートを提供する。

 また、データ圧縮や重複排除などの一般的なデータ削減手法に加えて、「グローバルデータ削減」と呼ぶ独自の類似性圧縮機能を採用している。非構造化データにおいて特に有効という。

 VAST Data Platformのハードウェア仕様は、コンピュートノードにHPEまたはデルの2Uラックマウント型PCサーバーを用いて、1台のサーバーに4台のコンピュートノードを格納する。1Uラックマウント型筐体のストレージノードにJBOF(Just a Bunch Of Flash)構成のQLCフラッシュストレージを収めて338TBの容量を確保する。両ノードを接続するNVMeファブリックスイッチは、EthernetまたはInfiniBand接続インタフェースで、16/32/64のポートを用意する。

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