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AI inside、オンプレミス設置のAI-OCRサーバー「全文OCR for Cube」を発表

スポット利用契約と年間契約を選択可能

2024年10月15日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

AI insideは2024年10月15日、OCRサーバーアプライアンス「全文OCR for Cube」を同年11月1日から提供すると発表した。AI-OCRクラウドサービス「DX Suite」の機能をPCサーバー「AI inside Cube」とセットで提供する。オンプレミス環境で運用するため、OCR対象の機密情報を社外に出すことなくデータ化する。価格は個別見積もり。

 AI insideの「全文OCR for Cube」(写真1)は、OCRサーバーアプライアンス「全文OCR for Cube」を2024年11月1日から提供する。AI-OCRクラウドサービス「DX Suite」の機能をPCサーバー「AI inside Cube」とセットで提供する。オンプレミス環境で運用するため、OCR対象の機密情報を社外に出すことなくデータ化する。

写真1:オンプレミス環境向けOCRサーバーアプライアンス「全文OCR for Cube」の外観(出典:AI inside)
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 Web画面やWeb APIを介して書類をアップロードすると、自動でテキストデータ化する。アップロードした書類は、JSONデータや検索可能なPDF形式などで出力可能である。活字だけでなく手書き文字もデータ化する。定型・非定型を問わず、読取範囲を指定することなく、帳票内の全文字列を一括で読み取る。

 アプライアンスのハードウェアは、読み取りたい書類の量に合わせ、3種類のモデルを用意した。標準の「AI inside Cube」は容量1TBで、1時間あたり約2万5000項目を読み取る。下位モデルの「同mini」は512GBで、約7200項目を読み取る。上位モデルの「同Pro」は2TBで、処理性能は要問い合わせ。

 価格は個別見積もり。ライセンスは買取ではなく、利用期間に応じて課金する。スポット的に利用する短期契約と、年間契約の2種類のライセンスを用意した。AI insideは、全文OCR for Cubeのユースケースとして、技術文書(主に製造業界向け)、契約書、建築図面(主に建設/建築業界向け)などを挙げている。

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AI inside / OCR / 帳票 / アプライアンス / PCサーバー / 文書管理

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