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NEC、ウォークスルー顔認証「Bio-IDiomエッジソフトウェア」を発表、弁当箱大のエッジデバイスで動作

2024年11月6日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NECは2024年11月5日、ウォークスルー顔認証ソフトウェア「Bio-IDiomエッジソフトウェア」を発表した。同年11月1日から出荷する。歩きながらでも高速・高精度で顔を認証するとしている。弁当箱サイズの小型エッジデバイスで動作し、ウォークスルー利用時に最大4大のカメラを同時に接続可能。価格(税別)は、カメラ1台あたり12万7200円。販売目標は1年間で2000ライセンス。

 NECの「Bio-IDiomエッジソフトウェア」は、ウォークスルー環境で利用可能な顔認証ソフトウェアである(写真1)。歩きながらでも高速・高精度で顔認証を行うとしている。オプションでなりすまし防止機能を提供する。

写真1:ウォークスルー顔認証ソフトウェア「Bio-IDiomエッジソフトウェア」の利用シーン(出典:NEC)
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 「多くの人が行き交う場所での生体認証は、認証待ちによる滞留が発生し、ユーザー満足度が低下する。セキュリティリスク低減と利便性向上の両立が重要である」(NEC)として同製品の開発・提供に至った。

 動作環境として、NECプラットフォームズが提供する弁当箱サイズのエッジデバイス「コンパクトボックス型コントローラ」などに対応する(図1)。ウォークスルー環境で利用する際に、最大4台のカメラを同時接続できる。

図1:ウォークスルー顔認証ソフトウェア「Bio-IDiomエッジソフトウェア」のシステム構成(出典:NEC)
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 各種入退出システムとの連携機能も備えており、連携のために別途中間サーバーを用意する必要がない。将来的には、映像分析ソフトウェアとの連携により、顔認証以外の用途でも使えるようにするとしている。

 価格(税別)は、カメラ1台あたり12万7200円。販売目標は1年間で2000ライセンス。

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