[新製品・サービス]
レガシーマイグレーションのための「COBOLソース自動分析サービス」─North Star Management
2024年11月19日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)
North Star Managementは2024年11月18日、レガシーマイグレーションサービス「レガシートランスフォームソリューション」を発表、最初のサービスとして「COBOLソース自動分析サービス」を提供開始した。COBOLソースからプログラムの構造を分析し、システムの依存関係を割り出して移行性を評価する。今後、COBOL以外の言語からの移行や、移行先言語への変換といったサービスの提供を予定している。
North Star Managementの「レガシートランスフォームソリューション」は、レガシー言語で書かれた既存システムを現在一般的な言語に移行するレガシーマイグレーションサービスである。COBOL/Java/C/C++/VB/ABAPなどからJava/JavaScript/Python/Rust/F#などへの移行を支援する(図1)。
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同ソリューションから最初に提供する「COBOLソース自動分析サービス」は、AIを活用した分析エンジンを用いてCOBOLソースコードを自動分析する。プログラムの構造を分析し、システムの依存関係などを割り出して潜在的な課題やリスクを特定し、移行性を評価する。
アウトプットとして、ソースコード解析結果報告書を作成する。以下の項目を出力する。
- ソースコード分析
- コード品質分析
- コードメトリクス分析
- セキュリティ分析
- システム連携分析
- 画面・バッチ処理分析
- 特異点分析
- 各種ダイアグラム
North Star Managementは今後、COBOL以外の言語からの移行や、移行先言語への変換といったサービスの提供を予定している。