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千葉薬品、約120店舗のシフト管理システムを刷新、シフトや作業指示書の作成時間を短縮

2024年12月9日(月)IT Leaders編集部

千葉薬品(本社:千葉県千葉市)は、ドラッグストアのシフト管理システムを刷新した。クロスビットのシフト管理ツール「らくしふ」を導入し、シフトや作業指示書の作成時間の短縮を図る。今後、約120店舗のドラッグストア全店に展開する予定である。クロスビットが2024年12月6日に発表した。

 千葉薬品は、千葉県・茨城県を中心にドラッグストア、調剤薬局、介護サービスなどを展開している。同社は、全社横断で業務を効率化する組織としてオペレーション改革部を設立し、取り組みの一環として、特に負担が大きかった店舗におけるシフト管理業務の効率化を目的に、ワークフォース/シフト管理ツールの刷新を検討した。

 従来のシフト管理ツールは、Excelで作成した15分刻みの作業指示書(DSP)の反映が行えず、十分な効果が得られなかったという。オペレーション改革部は、複雑な作業指示を自動的に反映できることなどを評価し、クロスビットのシフト管理ツール「らくしふ」(画面1)を導入した。

画面1:ワークフォース/シフト管理ツール「らくしふ」の操作画面例(出典:クロスビット)
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 同ツールにより、シフトや作業指示書の作成にかかる時間の短縮を図る。千葉薬品によると、先行導入した20店舗の中には、作業時間を半減できた店舗もあるという。

 また、当日予定されている作業の見落としも減った。従来の作業指示書は作業項目が基準となっていたため、勤務スタッフは自分が何時のどの作業に割り当てられているのかを探して確認する必要があった。これに対してらくしふは、スタッフの氏名を基準とした作業内容を時系列で表示するシフト表を自動作成できる。

 千葉薬品は、期中に約120店舗のドラッグストア全店にらくしふを展開する。将来的には、調剤部門や介護事業部門に導入することも検討している。また、労務管理ツールとの一元化も視野に入れ、さらなる業務効率化を追求するとしている。

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