[事例ニュース]

第四北越銀行、Web口座開設時の本人確認業務をBPOに移行、数時間の作業を数分に

2024年12月25日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

第四北越(だいしほくえつ)銀行(本店:新潟県新潟市)は、Web口座開設や登録情報変更における本人確認書類のチェック業務をBPOに切り替える。ネクスウェイの「本人確認BPOサービス」を利用し、数時間から半日かかっていた確認作業を数分程度で完了させて、審査完了までのリードタイムを短縮する。ネクスウェイが2024年12月25日に発表した。

 第四北越(だいしほくえつ)フィナンシャルグループの完全子会社である第四北越銀行は、新潟県新潟市に本店を置く地方銀行である。2021年1月に、新潟市の第四銀行と長岡市の北越銀行が合併することで発足した。

 同行では、Web口座開設や登録情報変更など、非対面での厳正な本人確認に課題を感じていた。確認作業にかかるコスト/作業負荷の問題や、本人確認完了までに時間を要するため顧客が途中で離脱してしまう問題もあった。実際、本人確認書類を目視でチェックするのに、数時間から半日程度かかっていたという。

 これらの課題を解消するため、本人確認書類のチェック業務を受託する、ネクスウェイの業務アウトソーシングサービス「本人確認BPOサービス」を採用した。

 BPOに切り替えることで、自行における本人確認書類のチェック作業が数分程度で済み、審査完了までのリードタイムを短縮する。業務負荷/コストの削減と共に、作業中の離脱を防止する効果を見込む。

 なお、政府は犯罪収益移転防止法(犯収法)で規定する本人確認手法を、マイナンバーカードのICチップ内の電子証明書を用いた公的個人認証サービス(JPKI)に一本化する方針を打ち出している。こうした中で同行は、JPKIへの切り替えの容易さを評価し、本人確認BPOサービスを採用したという。

 本人確認BPOサービスは、本人確認書類に含まれる顔写真と別途撮影した顔写真を突合するサービス。ネクスウェイはJPKI対応サービスも提供しており、JPKIへの切り替えが容易に行えることをアピールしている(関連記事ネクスウェイ、「本人確認BPOサービス」に免許証整合性/在留カード失効の確認機能を追加)。

関連キーワード

第四北越銀行 / eKYC / BPO / ネクスウェイ / 金融 / 地方銀行 / 銀行 / 新潟県 / 新潟市 / 犯罪収益移転防止法 / 公的個人認証サービス

関連記事

トピックス

[Sponsored]

第四北越銀行、Web口座開設時の本人確認業務をBPOに移行、数時間の作業を数分に第四北越(だいしほくえつ)銀行(本店:新潟県新潟市)は、Web口座開設や登録情報変更における本人確認書類のチェック業務をBPOに切り替える。ネクスウェイの「本人確認BPOサービス」を利用し、数時間から半日かかっていた確認作業を数分程度で完了させて、審査完了までのリードタイムを短縮する。ネクスウェイが2024年12月25日に発表した。

PAGE TOP