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りそな銀行、顧客ごとの金融商品ニーズを予測するAIツールを地域金融機関に向けて提供

2025年1月6日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

りそな銀行(本店:大阪府大阪市)は2024年12月30日、銀行業務支援AIツール「Data Ignition」をブレインパッドと共同で開発し、地域金融機関に向けて提供開始した。必要なデータをアップロードすると住宅ローンや積立投資信託といった金融商品に対する顧客のニーズをスコア化して予測する。りそなグループの実務での活用効果・ノウハウをAIモデルを反映している。最初のユーザーとして静岡銀行が導入する。

 りそな銀行が提供する「Data Ignition」は、ブレインパッドと共同で開発した、地域金融機関の銀行業務を支援するAIツールである。必要なデータをData Ignitionにアップロードすると住宅ローンや積立投資信託といった金融商品に対する顧客のニーズをスコア化して予測する。最初のユーザーとして静岡銀行(本店:静岡県静岡市)が導入する(図1)。

図1:金融商品への顧客のニーズをスコア化して予測するツール「Data Ignition」の概要(出典:りそなホールディングス、りそな銀行、ブレインパッド)
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 地域金融機関は、ニーズの高い顧客に対して優先的にアプローチ可能になる。スコア化/予測のAIモデルに、りそなグループの実務で活用効果があったものを反映している。

 りそな銀行はブレインパッドと共同でData Ignitionを開発した。りそなホールディングスとブレインパッドは2022年2月に資本業務提携契約を締結しており、「データを起点とした新たなサービスの開発」と「地域金融機関などへのデータ活用サービスの提供」に取り組んでいる。なお、Data Ignitionを含めたWebシステムの基盤は、りそなホールディングスの連結子会社であるFinBASEが運営している。

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