三菱重工業(本社:東京都千代田区)は、IR(投資家向け広報)業務に特化した生成AIサービスの利用を開始した。IR業務を効率化することで付加価値の高い業務にリソースを振り向けることを目的に、Exa Enterprise AIの生成AIサービス「exaBase IRアシスタント」を採用した。エクサウィザーズが2025年1月16日に発表した。
三菱重工グループは、エナジー、プラント・インフラ、物流・冷熱・ドライブシステム、航空・防衛・宇宙の4領域でさまざまな事業を展開している。IR(インベスターリレーションズ:投資家向け広報)活動においては、事業戦略を広範なステークホルダーに伝えて理解してもらうため、事業戦略説明会や工場見学会を積極的に開催するほか、株主・機関投資家・アナリストとのコミュニケーションの機会を多く設けている。
こうした中、IR業務の効率化によって、付加価値の高い業務にリソースを振り向けていくため、IR業務に特化した、Exa Enterprise AIの生成AIサービス「exaBase IRアシスタント」を導入した(画面1、関連記事:生成AIが株主総会の想定問答を作成するIR支援サービス─Exa Enterprise AIと宝印刷)。
画面1:exaBase IRアシスタントの画面例(出典:Exa Enterprise AI)拡大画像表示
exaBase IRアシスタントは、IR面談の音声・動画データを基にした面談議事録の生成、AIエージェントによる議事録の定量分析、質問傾向分析などを行う。また、IR関連の文書をデータソースに、決算説明会、株主総会、記者会見などで想定される質問・回答案を企業固有の情報に基づいて自動生成する。
2023年10月に製品版を提供後、JR東日本、村田製作所、名古屋鉄道、GENDA、東急、西武ホールディングス、トプコン、京セラ、住友林業、SGホールディングス、出光興産、塩野義製薬、メガバンクを含む大手金融機関、総合商社、通信事業者など、東証上場企業の導入が進んでいるという。
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