Osaka Metro(大阪市高速電気軌道、本社:大阪市西区)は2025年3月11日、ウォークスルー型の顔認証改札を同年3月25日から全134駅中130駅で運用すると発表した。2025年大阪・関西万博に向けたキャッシュレス・チケットレス改札の取り組みの一環として導入した。
Osaka Metro(大阪市高速電気軌道)は、ウォークスルー型の顔認証改札を2025年3月25日から全134駅中130駅で運用する(写真1)。2025年大阪・関西万博に向けたキャッシュレス・チケットレス改札の取り組みの一環として導入した。万博開催時には、交通系ICカード、QRコードを活用したデジタル乗車券、クレジットカードなどのタッチ決済、顔認証と複数の改札機能が揃う。
写真1:Osaka Metroが2025年3月25日から運用するウォークスルー型顔認証改札の利用イメージ(出典:Osaka Metro)拡大画像表示
顔認証改札の利用にあたっては、「e METROアプリ」のインストール/会員登録と顔情報の登録が必要である。同アプリでデジタル乗車券を購入する際に、顔認証の利用設定を行うことで、乗車券を改札機にタッチすることなくウォークスルーで改札を通過できるようになる。
顔認証改札システムは、パナソニック コネクトの顔認証技術と、高見沢サイバネティックスの改札機を組み合わせて開発した。ウォークスルーを実現するため、各方向から歩いてくる被写体から顔認証に適した画像を切り出す。立ち止まることなく通過しながら、従来のICカードと同等程度のスピードで認証するという。
なお、顔認証用カメラは常時稼働しているが録画はしていない。同カメラが対象者の顔を検知・認識した時点で特徴量データに変換し、認証サーバーにある登録情報と照合確認する。照合確認後に特徴量データを破棄する仕組みである。図1は、顔認証用カメラの撮影範囲(改札機を上から見たイメージ)である。
図1:ウォークスルー型顔認証改札における認証用カメラの撮影範囲(出典:Osaka Metro) -
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-


