コードクリサリスは2025年11月20日、企業のソフトウェア内製化を推進するプロダクトチームを短期間で育成するトレーニングコース「CC Bootcamp」を発表した。2026年1月13日から提供を開始する。プロダクトマネジャー、デザイナー、エンジニアの3つの役割をチーム単位で育成し、3カ月間で実用最小限の製品(MVP)を開発・発表する実践型のプログラムである。
コードクリサリスの「CC Bootcamp(Code Chrysalis Bootcamp)」は、デジタルサービス/プロダクトの開発を企業内で自律的に進めるためのスキル習得を目的とした、短期集中型のトレーニングコースである。オンラインまたは対面研修で実施する。開発スキルなどのテクニカルスキルに加え、コミュニケーションやリーダーシップ、問題解決能力といった「パワースキル」の習得も重視している。
コードクリサリスは、東京に拠点を置いて、シリコンバレー式のコーディングブートキャンプを基にしたエンジニア養成スクール「Code Chrysalis」を運営する教育・研修サービス会社。「日本企業がイノベーションを起こし、協働し、パワースキルで導くチームを育てる」ことをミッションに掲げて、共同創業者兼CEOのカニ・ムニダサ(Kani Munidasa)氏が日本とシリコンバレーの企業での経験をもって2017年5月に設立した(関連記事:3カ月で100万円超の授業料でも満員の理由は?─高度IT人材育成ブートキャンプ「Code Chrysalis」)。
図1:最も不足している人材(国別)(出典:情報処理推進機構「DX動向2025」)拡大画像表示
CC Bootcampを提供する背景として、情報処理推進機構(IPA)が2025年6月に発行したレポート「DX動向2025」の調査結果が示す、日本企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進の遅れを挙げている。
同レポートによると、コア事業における内製化比率は米国の48.5%に対し、日本は28.2%にとどまっている。また、「DX推進人材として、ビジネスアーキテクトが最も不足しており(43%が回答、図1)、企画から導入・検証までを一貫して担える人材の育成が急務となっている」(コードクリサリス)。こうした課題に対し、CC Bootcampでは以下の3つの特徴を持つカリキュラムを提供する(図2)。
図2:「CC Bootcamp」のカリキュラム体系(出典:コードクリサリス)拡大画像表示
役割別のトレーニング:プロダクト開発に必要なプロダクトマネジャー、プロダクトデザイナー、ソフトウェアエンジニアに対し、それぞれに適したスキルを教育する。これら3役で構成される「プロダクトチーム」として機能することを目指す。
3カ月間の実践的開発:単なる座学にとどまらず、実際に企業内で計画しているデジタルサービスを題材にする。上流工程からユーザー体験(UX)のデザイン、プログラム実装までを行い、最終的にMVP(Minimum Viable Product:実用最小限の製品)を構築する。コースの最後には「Demo Day」を開催し、構築したアプリケーションのデモとプレゼンテーションを行う。
組織文化の改革:チームでプロジェクトを進める過程で、部門横断的な協働や主体的な意思決定といったアジャイルなマインドセットを醸成する。外部ベンダーへの依存から脱却し、自社で継続的な改善と学習を行える組織への変革を支援する。
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