[事例ニュース]
伊藤忠商事、アルミニウムの取引/損益管理を支えるコモディティ取引・リスク管理システムを導入
2025年12月12日(金)IT Leaders編集部、日川 佳三
伊藤忠商事(本社:東京都港区)の金属カンパニーは、老朽化したスクラッチ開発の非鉄金属固有システムに代えて、日鉄ソリューションズ(NSSOL)のコモディティ取引・リスク管理(CTRM)システム「Ratispherd(ラティスファード)」を導入した。アルミニウムの現物/デリバティブ取引・受渡・計上・ポジション・損益管理を効率化する。NSSOLが2025年12月10日に発表した。
伊藤忠商事の金属カンパニーは、金属資源部門(鉄鉱石、石炭、ウラン、非鉄金属、レアメタルなどの資源開発・トレード、リサイクル)と、鉄鋼製品事業室(伊藤忠丸紅鉄鋼との連携)からなる直轄組織である。資源・エネルギーの安定供給と脱炭素化に貢献する事業を展開しており、鉱山開発から製品流通、水素・アンモニア関連まで幅広く手がけている。
同組織では、スクラッチで開発した非鉄金属固有システムが老朽化を迎えており、他の社内システムとの連携が難しかったという。
課題を解決するため、コモディティ取引・リスク管理(CTRM:Commodity Trading and Risk Management)システムの導入を検討。2025年11月に、日鉄ソリューションズのCTRMシステム「Ratispherd(ラティスファード)」を導入した。同システムを使って、アルミニウムの現物/デリバティブ取引・受渡・計上・ポジション・損益管理の効率化を図る。次のステップとして、他商材への展開を検討している。
Ratispherdは、NSSOLが商社・エネルギー会社へのシステム導入で培ったノウハウを基に開発したシステム(図1)。非鉄金属、穀物、エネルギーなどのコモディティ取引に関わる業務(取引管理、在庫管理、損益・ポジション管理など)をカバーする。2011年に提供して以降、商社やエネルギー会社など14社への導入実績がある。
図1:コモディティ取引・リスク管理(CTRM)システム「Ratispherd」の概要(出典:日鉄ソリューションズ)拡大画像表示
伊藤忠商事 / 金属 / 契約管理 / 日鉄ソリューションズ / 商社
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