[事例ニュース]
滋賀特機、基幹システム刷新に伴って仕入システムとのデータ連携を整備、二重入力を撤廃し入力ミスを削減
2026年4月9日(木)IT Leaders編集部、日川 佳三
電気設備機器の総合商社、滋賀特機(本社:滋賀県大津市)は、基幹システムのリプレースに伴い、仕入れ先が運営する購買システムとのデータ連携手段に、アステリアのデータ連携ミドルウェア「ASTERIA Warp」を導入した。これにより、システムへの二重入力がなくなり、入力ミスを減らしている。導入を支援したパナソニック デジタルが2026年4月9日に発表した。
滋賀特機は、滋賀県大津市に本社を置く電気設備機器の総合卸売商社である。照明、エアコンなどの電気・空調製品から住宅設備、FA(ファクトリーオートメーション)機器、ドローンまで幅広く約2万アイテム以上を取り扱っている。
同社は、40年近く運用したオンプレミス環境の基幹システムをクラウドに移行した。伴って、基幹システムと外部システムとのデータ連携にアステリアのデータ連携ミドルウェア「ASTERIA Warp」を導入した。パナソニック デジタルが導入を支援した(図1)。
図1:滋賀特機が基幹システムと仕入システムをASTERIA Warpで連携させたイメージ(出典:パナソニック デジタル)拡大画像表示
データ連携基盤の下、仕入れ先が運営している購買システム「VAポータル」と連携。仕入システムは活用頻度が高く、現場からの「早々に連携してほしい」という声に応えた。これまでは、発注や見積・受注の情報を登録する際、基幹システムと仕入システムのそれぞれに、同じようなデータを手作業で入力していたという。
両システムの連携により、片方のシステムへの入力をトリガーに、もう片方のシステムに自動で入力できるようになった。これにより、二重入力の手間がなくなり、入力ミスを減らしている。
データ連携にあたり、伝票データの入力テストは細かく実施している。「イレギュラーな入力タイミングや想定外の数量でも不具合が起こらないかといった50以上のパターンを試しながら不具合を潰していった。結果、かなりエラーが少ない状態で本稼働に映ることができた」(滋賀特機)。
ASTERIA Warpはデータ連携処理をノーコードで構築できる。この特徴を生かして、データ連携に携われる担当者が増え、属人化の解消につながった。以前は、EDI(電子データ交換)に関わる仕組みを開発できる担当者は1人しかいなかったが、現在は3人のメンバーがデータ連携処理を開発できる体制を敷いている。
滋賀特機 / データ連携 / ASTERIA Warp / 商社 / 基幹システム / パナソニック デジタル / 滋賀県 / 大津市 / アステリア
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