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イーシステムと日本オラクル、名刺管理サービスとCRMアプリケーションの連携を発表

2008年11月14日(金)IT Leaders編集部

イーシステムと日本オラクルは11月13日、イーシステムの名刺管理サービス「アルテマブルー」とオラクルのSaaS型CRMアプリケーション「Oracle CRM On Demand」の連携を発表した。両社はすでに両製品の連携に必要な技術検証を完了しており、名刺情報を効果的にビジネスに役立てている広告・テレマーケティング業界や、イベント開催から営業活動への連携に取り組む企業などへの支援としてビジネス展開する。

両製品の提携により、「アルテマブルー」で蓄積された高付加価値の顧客情報は、案件候補情報として「Oracle CRM On Demand」に取り込まれ、事前に設定された規則に基づき、適切なテリトリーとその担当者に割り当てられる。これによりビジネスの起点となる名刺交換、商談、成約に至る営業プロセスを一貫してサポートするソリューションの提供が可能になった。たとえば、商談過程で顧客側の重要人物やパートナーへのコンタクトが必要な場面で、「アルテマブルー」の人脈マップを活用して最適なコンタクトルートを検索することなどが可能となる。

「アルテマブルー」は、名刺のアナログ情報を迅速かつ正確にデジタル化し、経営に活用する多様な機能を実装したSaaS型サービスである。本製品の導入によって、個人の管理に委ねられ企業内に分散していた名刺情報をデジタル化・一元管理し、社員間での共有を可能にする。また、今まで個人のノウハウと考えられていた社員個々の人脈を企業の資産として経営に活用することが可能になる。情報漏えいリスク対策面からの安全性が高く、PCや携帯からネットワーク経由でデータセンター上の名刺データにアクセスできるため、利用する場所や時間に制約を受けない利便性を持っている。

「Oracle CRM On Demand」は、ユーザーが月当たり定額でブラウザ(IE6.xおよびIE7.x対応)からアクセスできるSaaS型CRM製品。本製品は、事前のIT投資なしに手軽なコストでの導入が可能。営業、マーケティング、サービスなどの全機能が備わり、顧客分析ツール、バーチャルコールセンター技術、ベストプラクティスも組み込み済みで、グローバルのSaaSサービスとサポートを提供する。

「アルテマブルー」
http://ultimablue.jp/

「CRM On Demand」
http://crmondemand.oracle.com/jp/index.htm

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Oracle / CRM / 名刺管理 / 協業・提携

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