ソリューションプロバイダーの理経は2009年1月6日、東京海上日動あんしん生命が米イージーデータ(E-Z Data, Inc.)製の保険販売CRMツール「SmartOffice」を導入するにあたり、構築支援、保守支援、ヘルプデスクの各業務を担当することを発表した。
顧客の情報管理(CRM)は、保険販売における最も重要な課題の1つといえる。イージーデータ社のSmartOfficeは米国で20年以上にわたり、多くの保険代理店に利用されている保険販売CRM/SFA(営業支援)ツールで、世界各国において現在、約12万5,000以上のアドバイザー、代理店、フィナンシャルアドバイザーが顧客との信頼関係を構築するために使用している。
理経は、2006年からイージーデータ社の販売パートナーとして共同で販売活動を行ってきた。理経によれば、SmartOfficeは以下の特長を持つ。
- 金融の本場であるアメリカで20年以上にわたって鍛えられた製品
- 基本サービスがASP(Application Service Provider)型であり、どこからでもアクセスできる
- ニーズに合わせた豊富なオプション
- 既契約・見込客の双方に対し効率的な販売活動が可能
- カスタマイズ項目によって各種情報を柔軟に入力できる
- 生命保険募集人だけでなく管理職にとっても必要な機能が搭載されている
東京海上日動あんしん生命では、ライフパートナー事業部の約500名のライフパートナー社員を対象に、2009年4月からSmartOfficeを導入する。「お客様情報やスケジュール等の管理を適正に行い、お客様サービスの一層の向上を目指すこと」が目的とされている。
一般的にSmartOfficeはASP環境で提供されることが多いが、今回は東京海上日動あんしん生命が専用の環境を自社構築しシステムで運用する。理経は、システムの構築、保守業務、ヘルプデスク業務の中でイージーデータ社との橋渡しを含め支援していくという。
イージーデータ
http://www.ez-data.jp/