企業情報化協会(IT協会)は2009年2月12日、平成20年度IT賞の受賞企業を発表した。総合賞がセブン-イレブン・ジャパン、ビジネス革新賞が日立電子サービス、フロンティア革新賞は小島プレス工業、マネジメント革新賞はNTTデータである。
「ユーザー自身が詳細な要件定義を実施し、IT投資削減と納期遵守を両立した。それを称してセブン-イレブン・ジャパンを総合賞とする」──。企業情報化協会(IT協会)は2009年2月12日、平成20年(2008年)度IT賞の受賞企業を発表した。総合賞がセブン-イレブン・ジャパン、ビジネス革新賞が日立電子サービス、フロンティア革新賞は小島プレス工業、マネジメント革新賞はNTTデータである。
セブン-イレブン・ジャパンの受賞理由は、プロジェクトマネジメントの抜本改革だ。コンビニチェーンである同社の第6次総合情報システム開発において、プロジェクトマネジメントの自社標準を策定したり、概要検討書の100%自社作成などを実施。上流工程を精緻化し、手戻りの完全防止やオフショア開発を促進した。概要検討書では、発注端末の画面イメージをすべて自らPowerPointなどで作成し、ベンダーに提示している。「新規開発プロジェクトのショーケース」と言えるほどで、総合賞にふさわしいだろう。
NTTデータが受賞したマネジメント革新賞は、ITを使って業務プロセスや企業文化の変革に挑戦した企業を対象にしたもの。NTTデータは、社内SNSの構築・運用により、普段は接点のない別部門や役職を超えた社員のコミュニケーションに成功した。社長自身が積極的に活用しているという。
このほか日立電子サービスは、保守サービスの効率と品質を同時に向上するべく、CRMシステムを導入。月2万時間の業務時間の削減を達成した。また小島プレス工業は、社長の音頭取りのもと、徹底したデータセンターのグリーン化を実施。CO2の排出量を年間222トン削減した。サーバーの保守運用費を削減する効果も上げている。
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