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[新製品・サービス]

NTT Com、海外展開企業のサーバー集約ニーズに応えるSaaS型グループウェア「グローバルメッセージング」

2009年3月16日(月)IT Leaders編集部

NTTコミュニケーションズは2009年3月16日、電子メールとグループウェアの機能をSaaS形式で提供する「グローバルメッセージング」を発表した。サーバーは、同社が香港に所有するデータセンターでホスティングする。

アジア地域を中心に工場や現地支店を構えて海外展開を図る日本企業は多い。これまで拠点ごとにメールやグループウェアのサーバーを設置して自社運用を図る企業もあったが、近年はコスト削減や内部統制の観点から、サーバーの集約も視野に入れて専門業者に運用を任せたいとの機運が高まっている。こうしたニーズに着目して、新サービスを提供するに至った。

大きく2つのサービスを用意する。「TeamWorks」は、ホスティングに共有サーバーを利用して、導入時の初期投資を抑えられることを特徴に打ち出す。電子メール機能は、Outlookなど通常のメールクライアントソフトに加えて、Webブラウザからも送受信できる。メーリングリストや、ウィルス/スパムのチェックといった機能も備わる。グループウェアは、スケジューラやタスク管理、ファイル共有、施設予約といった基本的な機能が使える。

「Hosted Exchange」は、Microsoft Exchange 2007を搭載した専用サーバーをホスティングする。TeamWorksの機能に加えて、携帯端末(Black BerryやWindows Mobile搭載機)からのリモートアクセス機能を提供する。企業の要件に合わせたカスタマイズにも対応する。

価格は、TeamWorksが利用ID数200の場合で初期料金40万円+月額40万円、Hosted Exchangeが利用ID数500の場合で初期費135万円+月額135万円。いずれも導入時にコンサルティングと設計費が別途必要になる。

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