富士通は2009年3月25日、顧客管理・課金ソリューション「Bitsolino(ビットソリーノ)」を発売した。必要最小限の機能を安価に提供する「Bitsolino-Lieve」と、大企業向けでSIが前提となる「Bitsolino-Basale」の2種類を用意する。前者は価格が500万円から(税別、1サーバーあたり)で同年4月より提供を開始する。
顧客管理・課金ソリューション「Bitsolino(ビットソリーノ)」が対象とするのは、SaaSビジネスに新規参入する事業者や、通信インフラをレンタルしてサービスを提供するMVNO事業者など。こうした事業者においては、料金体系が複雑化する傾向にある。他社に先行、あるいは追随するためにオプションメニューを増やしたり、段階を設けた定額制を採用したりなど、日々しのぎを削っているからだ。
新しい料金プランを提供するには課金システムも変更しなければならないが、この作業には多くの時間とコストがかかりこれまでの大きな悩みとなっていた。こうした事業者に対して、自社開発しなくとも柔軟な課金システムを導入・運用できることを訴求する。
Bitsolinoはまず、業務の現場で取り扱う情報を分析し、ビジネスに関わる人や物、イベントをモデル化する。事業に必要となる一般的な機能(顧客管理や契約管理など)を視覚的に把握できるほか、新しく始めるビジネスについても事前にシミュレーションできる。
その際には、固定従量制や変動従量制、トリプル定額制など、あらかじめ備わっている複数の料金体系を参照できる。方針が決まった時点で、すばやくシステムを変更できる。このため、独自でシステムを開発するのに比べ、作業期間を約30%短縮できるとする。
Bitsolinoは、必要最小限の機能を安価に提供する「Bitsolino-Lieve」と、大企業向けでSIが前提となる「Bitsolino-Basale」の2種類で展開。前者は価格が500万円から(税別、1サーバーあたり)で、4月より提供を開始した。最短3カ月での導入が可能。後者は価格は案件ごとの個別見積もりで、提供開始は2009年秋以降となる。
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