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日本オラクル、製品ライフサイクル管理アプリケーションとSAPのERP製品の連携を発表

2009年4月23日(木)IT Leaders編集部

日本オラクルは、オラクルの製品ライフサイクル管理アプリケーション「Agile PLM(Product Lifecycle Management)」とSAPのERP製品を連携するための、プロセス統合支援パッケージ製品「Agile Product Lifecycle Management Integration Pack for SAP:設計から生産」を2009年4月22日より提供開始すると発表した。

同プロセス統合支援パッケージにより、「Agile PLM」で構築されたPLMシステムの製品設計プロセスと、SAPのERP製品で構築され稼働している生産管理プロセスをSOAにより連携することが可能になり、顧客は、製品設計から生産にいたるプロセスを一括で利用できるようになる。価格は、1CPUあたり567万円(税込み)。対応プラットフォームは、Linux x86およびMicrosoft Windows Server 2003(x86)。

「Agile PLM」がSAPのERPと併せて導入されるケースは多く、従来は手作りで連携部分を開発する必要があったが、同プロセス統合支援パッケージを導入するだけでシステム間の連携が可能になる。また、各システムなどのバージョンアップの際も連携部分はそのまま活用していくことができ、システム統合や運用維持にかかるコストの削減に役立てられるとのこと。

なお、同パッケージ製品は、オラクルの異種アプリケーション統合基盤「Oracle Application Integration Architecture(AIA)」の1つ。AIAは、企業のSOA(サービス指向アーキテクチャ)基盤を支える汎用的なビジネス・プラットフォームで、エンタープライズ・アプリケーション全体にわたってユーザー中心型のビジネスプロセスを統合し、あらゆる企業システムの統合容易性と持続的な変化対応力を確保可能にする。

同社ではOracle AIAにより、ツール、テンプレート、メソドロジー(方法論)からなる包括的なセットを駆使して既存のIT投資を効率的に活用できるため、ビジネスとITの柔軟性と選択肢が広がり、ITの総保有コスト(TCO)を総合的に削減することができるとしている。

「Oracle AIA」概要
http://www.oracle.com/lang/jp/applications/oracle-application-integration-architecture.html

日本オラクル
http://www.oracle.co.jp/

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