HOYAグループのシステム開発会社であるHOYAサービス(現 富士フイルムビジネスイノベーション)は2009年5月8日、新顧客管理システム「メガ顧客」をSaaS型で構築し、メガネ店への提供を開始すると発表した。同システムは、富士通が2008年2月より提供しているSaaSプラットフォームを活用していて、SaaS型システムの特徴を最大限に活かし、運用管理の効率化や初期導入などのコスト削減を実現したという。
「メガ顧客」システムの特徴は以下のとおり。
- セキュアで高信頼のSaaSプラットフォームを活用
・HOYAサービスは、顧客情報を安全に取り扱わなければならないメガネ店での採用のため、セキュアで高信頼の富士通SaaSプラットフォームを活用して「メガ顧客」を開発し、さらに運用やシステム環境まで富士通にアウトソーシング。
・自宅や店外からの不正アクセスを防止するために、ログイン認証時、個人で所有するIDやパスワードだけでなく、PCそのものを登録してそのPCでしか顧客データベースにログインできない仕組み(機体管理)を採用しセキュリティを強化。 - 機能の充実
・顧客情報の柔軟な項目設定など、複数店舗にまたがった顧客管理を実現するチェーン店向けの機能も豊富に準備。メルマガ配信(オプション)などの機能も拡充。
・オープンなSaaSプラットフォーム上で構築しているため、今後、eラーニングや他社SaaSパートナーが保有するSaaSアプリケーションと連携し、店舗ニーズにあわせてスピーディーに提供。 - 運用強化により、顧客情報を一元管理
・富士通のデータセンターで一元的にバックアップを行うため、メガネ店でのバックアップは不要。セキュリティを高め、顧客情報の一元管理による個人情報保護対策を強化。 - 運用効率の向上、コスト削減を実現
・OSのバージョンアップやハードウェアの障害への対応など、運用管理の効率化やコスト削減を実現。メガネ店は初期投資を抑えられ、月額利用料でサービスの利用が可能。
今後HOYAサービスは、メガネ店に対して使い方提案などのサポートを積極的に行い、同システムをメガネのチェーン店はもとより、他業種への展開やグローバルへのサービス提供も予定する。さらに、サービスの拡充や発注処理などの他システムとの連携も検討していくという。
HOYAサービス
http://www.hoyasv.com/
富士通
http://jp.fujitsu.com/
富士通SaaSサービス紹介サイト
http://jp.fujitsu.com/solutions/saas/index.html
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