[新製品・サービス]

OKI、最新のx86サーバ「if Server Generation 6」6機種の発売を発表

2009年5月22日(金)IT Leaders編集部

沖電気工業(以下、OKI)は2009年5月21日、x86サーバ「if(アイエフ) Serverシリーズ」に、最新のインテル Xeonプロセッサを搭載した「if Server ML350 Generation 6」3モデル、「if Server ML370 Generation 6」2モデル、「if Server DL360 Generation 6」2モデル、「if Server DL380 Generation 6」2モデル、「if Server BL460c Generation 6」3モデル、「if Server BL490c Generation 6」2モデルの合計6機種の販売を開始すると発表した。出荷は、2009年6月中旬より順次開始される。同社は今後「if Serverシリーズ」全体で年間5000台の販売を目指す。

本製品は、低消費電力のコンポーネントや高効率電源を採用し、従来機種よりさらに省電力化を実現している。CPUには、利用状況により駆動クロックを変え、アイドル時の電力管理を強化、消費電力の削減と最適化をする機能を有する最新のインテル Xeonプロセッサを搭載。メモリはDDR3を採用し、従来のDDR2と比較して動作電圧を低下させ、最大で約25%の省電力化が図られている。電源はAC/DC変換効率を高め、電力ロスの少ない高効率な電源を採用しており、同機種の第三世代サーバ「if Server 300シリーズ Generation 3」と比較して、アイドリング時の消費電力がほぼ半減、電力コストを約50%削減する。

また、拡張I/Oスロット、大容量メモリスロット、ハードディスクドライブベイなどの拡張性を強化しており、将来のシステム増強やサーバ仮想化、サーバ統合にも十分対応できるスペックを備えている。さらに、リモート操作や温度管理など、運用管理コストの削減に寄与する監視・管理機能を備えている。

各機種の主な特長は次のとおり。

「if Server ML350 Generation 6」
インテル Xeon プロセッサ 5500番台を最大2個搭載可能で、タワー型サーバの利点である拡張性を最大限に確保した機種。18枚のDIMMスロットとオプションの使用で最大で16基のハードディスクを内蔵可能なドライブベイを持ち、最大で7枚のPCIスロットを搭載できるなど、単体のタワー型サーバとして十分な拡張性を備えている。
標準価格は、20万1600円(税込み)~。

「if Server ML370 Generation 6」
インテル Xeon プロセッサ 5500番台を最大2個搭載可能で、if Server 300シリーズ最高レベルの拡張性と管理性を兼ね備えている。18枚搭載が可能なDIMMスロット、24基のハードディスクを内蔵可能なドライブベイ、最大で10枚のPCIスロットを搭載でき、2基のリムーバブルドライブを搭載できるなど、将来のシステム増強にも十分な拡張性能を有している。主要なコンポーネントの冗長化など、高い可用性も備え、データベース領域で活躍ができる性能を確保している。
標準価格は、32万4450円(税込み)~。

「if Server DL360 Generation 6」
インテル Xeon プロセッサ 5500番台を最大2個搭載可能で、1Uラックマウント型サーバのエントリー機種。最大8基の2.5インチハードディスクを搭載でき、DDR3メモリを採用するなどの機能拡張を実現。Webシステムなどエントリーサーバ用途に最適である。
標準価格は、26万7750円(税込み)~。

「if Server DL380 Generation 6」
インテル Xeon プロセッサ 5500番台を最大2個搭載可能な2Uラックマウント型サーバ。2Uのサーバ筐体に、18枚のDIMMスロット、最大で16基のハードディスクを内蔵可能なドライブベイ、最大で6枚のPCIスロットを搭載でき、標準で4ポートのネットワークポートを備え、あらゆる用途に適合できる。業務アプリケーションサーバの集約はもちろん、スケールアップ能力が要求されるデータベースサーバなどの用途にも十分対応でき、メモリ容量やネットワークポートが必要な仮想サーバのプラットフォームとしても最適。
標準価格は、28万2450円(税込み)~。

「if Server BL460c Generation 6」
インテル Xeon プロセッサ 5500番台を最大2個搭載可能で、既存のエンクロージャーへの互換性を持たせ最大で16台搭載が可能。最大12枚のDDR3 DIMMスロット、2基のハードディスクドライブベイ、専用の拡張スロットを2スロット、標準で2ポートの10GbE対応NICを備えている。また、管理用チップを搭載し、リモートでの運用管理性をより高めている。アプリケーションサーバやファイルサーバの統合など、エントリーレンジからミドルレンジまで汎用性の高い多目的なブレードサーバ。
標準価格は、27万6150円(税込み)~。

「if Server BL490c Generation 6」
インテル Xeon プロセッサ 5500番台を2個搭載可能で、最大18枚のDDR3 DIMMスロットを備え、2基のノンホットプラグ半導体ドライブと標準で2ポートの10GbE対応NICを備えている。また、拡張メザニンスロットを2個備えており、用途に応じて柔軟なシステムを提供できる。I/O数が求められる仮想化のプラットフォームとしても最適で、他のハーフハイトのブレードサーバにはない拡張性能を有している。
標準価格は、37万650円(税込み)~。

沖電気工業
http://www.oki.com/jp/

「if Server シリーズGeneration 6」の仕様
http://www.oki.com/jp/server/ifServer/catalog/

関連キーワード

沖電気工業 / PCサーバー / Intel / Xeon

関連記事

トピックス

[Sponsored]

OKI、最新のx86サーバ「if Server Generation 6」6機種の発売を発表沖電気工業(以下、OKI)は2009年5月21日、x86サーバ「if(アイエフ) Serverシリーズ」に、最新のインテル Xeonプロセッサを搭載した「if Server ML350 Generation 6」3モデル、「if Server ML370 Generation 6」2モデル、「if Server DL360 Generation 6」2モデル、「if Server DL380 Generation 6」2モデル、「if Server BL460c Generation 6」3モデル、「if Server BL490c Generation 6」2モデルの合計6機種の販売を開始すると発表した。出荷は、2009年6月中旬より順次開始される。同社は今後「if Serverシリーズ」全体で年間5000台の販売を目指す。

PAGE TOP