「顧客の限られたIT予算の有効活用を支援したい。そのために自社製やSun、HPなど他社製のUNIXサーバーを統合・集約して、費用対効果を高めるサービスを提供する」─。日本IBMは2009年5月12日、仮想化を駆使したサーバー統合のためのサービスと、その受け皿となるサーバーブレードの新製品「IBM BladeCenter JS23」「同JS43」を発表した。
日本IBMは、仮想化を駆使したサーバー統合のためのサービスと、その受け皿となるサーバーブレードの新製品「IBM BladeCenter JS23」「同JS43」を発表した。
統合のためのサービスは、1無償の移行アセスメント、2仮想化の技術検証、3キャッシュフロー改善、などからなる。1では、顧客が保有するサーバーの稼働率やアプリケーションの情報をIBMが無償で調査し、移行のコスト効果を算出する。2ではIBMが運営する検証設備センターを使って技術的な問題を洗い出す。
そして3では顧客の予算に応じて最適なリースの方法を提案する。初年度は安く、2年度目以降は高くするステップ・ペイメントや、稼働後半年はリース料の支払いをゼロにする半期据え置きキャンペーンなどだ。統合に伴って不要になる他社製サーバーの下取り額も、従来の2倍〜4倍に引き上げる。PA-RISC UNIX系のプロセサの場合、一例として「コア当たり20万円だったのを80万円にする」(同社)という。
一方、サーバーブレードの新製品のうち、JS23はデュアルコアのPOWER6+プロセサ(4.2GHz)×2と最大64GBのメモリー、最大300GBのハードディスクを、JS43はJS23を2つセットにしたものだ。注目点は同時に発表した仮想化機能の新版「PowerVM」。プロセサに加えて主メモリーをプール化し、動的に割り当てる「Active Memory Sharing」を備える。搭載するメモリー容量や消費電力を少なくできるのが利点だ。価格はJS23が147万6825円から(税込)。
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