[新製品・サービス]
日本IBM、仮想化サーバーに最適な新ディスク装置「IBM System Storage DS5020 Express」を発表
2009年8月27日(木)IT Leaders編集部
日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)は2009年8月26日、仮想化により複数の業務を1台で行うサーバーなど、高いデータ転送能力を求める統合サーバーに最適なミッドレンジ・クラスのラックマウント型ディスク装置「IBM System Storage DS5020 Express」を発表した。本製品は、従来より2倍の帯域幅でデータ転送が可能であり、ファイバー・チャネル(FC)やiSCSIなどの複数のインタフェースを同時に活用できる。
1台の物理サーバーを複数の仮想マシンに論理的に分割し、それぞれの仮想マシンにオペレーティング・システム(OS)とアプリケーションを稼働させる仮想化サーバーに接続する外部記憶装置は、複数のアプリケーションとのデータ転送処理が発生する。このため、仮想化サーバーに接続する外部記憶装置には、高いデータ転送能力が求められる。
本製品は、DS4700の後継モデルで、前モデルの2倍、FCでは最高速の8Gbps(ギガビット毎秒)の転送能力を持っている。また、DS5020の制御装置の内部バスを改良したことで、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)とのアクセス速度が向上し、サーバーからのデータ転送命令に対する応答時間を改善した。また、8GbpsのFCと4GbpsのFCもしくは2Gbps のFCや1GbpsのiSCSIのインタフェースを同時に活用できるため、既存のIT環境に簡単に導入し接続できるだけでなく、多様な業務アプリケーションの要求を満たすことができる。
さらに本製品は、HDD内の暗号化エンジンがデータの暗号化を行い、ディスク装置全体としての処理スピードを低下させることなく暗号化できる自己暗号化機能付きHDDをサポートしている。また、自己暗号化付きHDDだけでなく、SATA、FCなどのインタフェースのHDDを最大16個搭載できる1ラックの中に混在させることも可能である。
「IBM System Storage DS5020 Express」の最小構成価格は430万3300円(税別、本体のみの価格は303万8000円)。
本製品は、8月26日より日本IBMならびに日本IBMのビジネス・パートナー経由で販売し、出荷は9月4日から開始される。
日本IBM
http://www.ibm.com/jp/ja/
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