NTTデータ・ビズインテグラルは2009月9月1日、次世代ビジネスプラットフォーム「Biz∫シリーズ」の第1弾製品群として「Biz∫intra-mart」「Biz∫販売」「Biz∫ePro_St@ff」「Biz∫BI」の4製品を発表した。10月1日に販売を開始し、製造業・流通業を中心に3年間で200社の導入を目指す。
シリーズ全体のWebアプリケーション基盤となる「Biz∫intra-mart」は、NTTデータ イントラマートのOEM製品である。同製品はSOA技術を採用しており、アプリケーションをサービスとして自由に組み合わせて利用できる。さらに、マルチテナントやアプリケーション開発環境といったSaaS技術を標準装備。ユーザー企業は、社内SaaSやグループ内SaaSを容易に構築できる。人事アプリケーションである「Biz∫ePro_St@ff」はアイテックス、ビジネスインテリジェンス製品である「Biz∫BI」はウイングアークテクノロジーズからのOEM製品。
販売管理アプリケーションの「Biz∫販売」は、Biz∫向けに新規開発した。受発注や購買、販売、在庫管理といった機能を備える。最大の特徴は、業務処理を可視化できること。ユーザーは自分の作業一覧をポータル画面で常に把握できる。管理職向けの画面には業務の進捗状況がリアルタイムに表示され、ボトルネックを素早く発見し改善できる。さらに、業務プロセスを自動連携させるBPM機能により、作業と作業の間の連絡時間や待ち時間を短縮できる。このほか、業務処理実績をログとして保存し、J-SOXなどの内部統制における監査証跡として利用できる。
販売価格は、Biz∫販売が500万円から、Biz∫ePro_St@ffが200万円から、Biz∫BIが360万円から、Biz∫intra-martが100万円から。